新築の予算はしっかり考えておこう。年収の13.4倍は普通じゃない普通じゃない!
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
今日はライフプラン的なお話を。
住宅関連のニュースを見ていると、東京都の平均年収は約600万とのことです。東京都ではいくらのマンションを買っているか見てみると、その額なんと約8000万!
年収倍率が13.4倍のという驚愕の数字となっていました。
住宅購入にかけられる費用というのは、家庭によって子どもの数や年収、年齢といった様々な条件があるので、年収倍率というのはあくまで1つの目安とは言え・・・。
さすがに高すぎます。
普通に考えると、住宅ローンも通らないと思いますが、おそらく共働きでの収入合算して住宅ローンを組まれているのかなと思います。
ライフプランを立てる際、住宅ローンは年収の5倍、6倍までに抑えておくのがセオリーと言われます。
共働きなので単純に2倍したとしても高額です。また、妊娠、出産、育児、介護、あるいは離婚、死別などを考えると、リスクの高い住宅費用と思えてなりません。
仮に8000万をすべて住宅ローンで賄い、35年返済とします。
金利や諸費用を入れなかったとしても年間230万。
月の支払いが19万!
年収600万なら可処分所得が500万ぐらいですから、住宅ローンだけで収入の半分近くが消えていきます。
ボーナスを含めれば、毎月の給料の半分以上が住宅ローンだけで消えていく計算です。
長い人生、今までの給料が続けてもらえるとは限りません。住宅ローンはできる限り、余裕をみておくことが大事です。
近年、住宅の販売価格は上がるばかり。
確かにウッドショックや原油、建材費の値上がりもあるので、その分は価格に影響していますが、それ以前から異様なほどに住宅価格が高くなっています。
これは共働き家庭、いわゆるパワーカップルの増加に合わせて需要が高くなっていることが大きな要因だと言われています。
確かに2馬力で働いて、確実に稼げているうちは良いのですが、出産や育児でフルに働けない時期もあります。
夫婦や子どもがケガや病気になる事もありますし、親の介護が入ることもあります。
会社の業績が悪くなることもあるでしょうし、コロナや○○ショックのように予想していない災害や金融危機も、生きているうちには何度もあるでしょう。
そうした中でもきちんと返済していける住宅ローンを組むことが大切です。
ライフプランをしっかり立てて、住宅ローン破産、老後破産を起こさないようにしていきましょう。