エアコンと吸気口の位置関係(夏編)
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
のり弁当の大きさの前に途中で寝落ちする息子2歳。
器用にもこの後、この態勢で半時間も寝ていました(*^_^*)
あごについた米粒がハート形に見えます。
以前、エアコンと吸気口の設計位置について記事にしました。
熱交換型の1種換気とちがい、3種換気は外気がそのままの温度で室内に入ってきます。
冬は冷たい空気が、夏は暑い空気が室内に入ってくるので、吸気口の近くにいると暑さ・寒さを直接に感じてしまい不快になります。
特に冬場は吸気口からのコールドドラフトが起きるので、吸気口の近くにいると寒さを感じやすくなります。
この状況を軽減させるために、我が家ではエアコンと吸気口の位置を工夫して設計しています。
つまり、こういう位置関係です。
この位置関係にすることで外気にエアコンの気流が当たり、不快な温度差を軽減させているわけです。
また、先ほども書いたように冬場はコールドドラフトによって吸気口の下側の壁が冷やされます。
壁から冷輻射も感じるためさらに不快なのですが、この設計をしていると、この冷輻射も軽減されます。
実際に、最強寒波と呼ばれた昨冬では、その効果をいかんなく発揮してくれていました。
特に、同じ場所、同じ位置にいる時間の長い寝室で、吸気口の下にいると寒さが体に堪えますが、外気温-2℃のコールドドラフトにも対応できました。
しかし、一つ心配なことがあったのです。
それは夏のケースです。
氷を入れたコップは、しばらくすると水滴が付きますよね。いわゆる結露という現象です。
氷がまわりの空気を冷やし、冷やされた空気が水蒸気を含めなくなり水滴になる、という現象が結露になります。
夏、暖かい(そして湿った)空気が室内に入り、エアコンの冷気によって冷やされる。
これによって吸気口に結露が起きるのではないかという心配です。
結論としては・・・まったく問題ありませんでした\(^o^)/
この夏、酷暑続きで、私が住む大阪の堺市でも39.7℃と、同市の史上最高気温を観測するほどでした。
35℃を超える猛暑日に何度かエアコンの設定温度を極端に下げて運用したこともありますが、吸気口が結露することはありませんでした。
吸気口の内部に結露はありません。
最も心配していた吸気口の蓋の裏側にも結露はありません。
黒い部分はスポンジのような素材でできていますが、触っても湿っていることもありませんでした。
もちろんフタの表面も。
というわけで、吸気口にエアコンの気流を絡ませる設計は非常に有効なようです。
これからお家づくりをされる方、特に3種換気のお家の方にはおススメです。どうぞお試しあれ(^o^)/







