鉄骨メーカーの家、やっぱり寒いです・・・。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
年明けに実家に行ってきました。
98歳で亡くなった祖母がたこ焼きを作るのを得意にしていた事もあり、私の家族は皆、大のたこ焼き好き。(典型的な大阪人(*^^*)
逆におせち料理が苦手な家族が多くて、1月2日はたこ焼きパーティーをするのが、くろーばー実家の習わしになっています(*^▽^*)
そんなこんなで粉を混ぜ混ぜ、たこ焼きをクルクルとして、今年も200個ほど焼いてやりました。たこ焼き、美味しいです(*^_^*)
で、例年、実家に帰って困るのが・・・家が寒い、です。
エアコンをつけ、ガスファンヒーターをつけ、家族が集まるわけですが、寒い。
なんとか、この人の体温や、エアコン、ガスファンヒーター、調理の熱で、リビングにいれば何とかなるのですが、室内扉を開けた瞬間にリビングの熱がすべて廊下に霧散していきます。
そして、しばらく足元が寒い・・・。
よく裸足になる子どもたちも、流石に実家では靴下を脱ぐことがありません。大人ももちろんスリッパが欠かせない状態です。
十数年前に建て替えた、当時で坪単価80万以上もする大手ハウスメーカー製の家なのですが、ホントに寒いです。
そろそろ親も良い歳なので、健康面ですごく気になりますね。
だんだん親も家には違いがあることに気がついてきたようで、我が家に遊びにきた時に母が、
「この家は廊下もトイレも全部暖かくて良いわね。」
と言うようになりました。
これから家を建てられる方にはぜひ、夏涼しく、冬暖かい家を建てられる事をお勧めしたいと思います。
足元から寒いのはホントに身体にこたえますしね。
我が子たちには絶対に他人様の家で、
「この家、寒いね。」
と言わないようにと言い含めています。
小学生の娘も、そろそろ自分の家と他の家の違いが分かってきているので、発言には注意させたいところです。
私には弟と妹がいるのですが、それぞれマイホームを持っています。
弟は一条工務店の家。
妹はマンション。
どちらも暑い、寒いには強い家なので、やはり実家の暑い、寒いという状況には、辟易としていた事が分かりますね。
実家では窓の結露も起こしまくりなので、掃き出し窓の下枠には黒いカビが線状に連なっていて、せっかくの高級な建物も台無しです。
早く大手ハウスメーカーも家の性能を強化して欲しいなと願うばかりです。
いまだに窓でアルミサッシや、半樹脂サッシ(アルミ樹脂複合サッシ)を使っている住宅会社は多いですが、これから建てられる方は避けられる事を強くお勧めします。
温暖地域でサーモスXなら全然、許容範囲なんですが、アルジオやサーモスⅡーHぐらいの低性能窓だと、温暖な大阪でも結露から逃れられなくなります。
とくに、室温23℃前後、湿度50%前後の春のような快適な環境で過ごしたいなら、こうした低性能な窓を使っていると、窓がビシャビシャに結露します。
うちはそういう窓を使っているけど、ほとんど窓が結露しないよと言っている家庭では、結局、室温が低いか、湿度が低いか。あるいは両方か。なんですよね。
お医者さんが風邪ひかないように、インフルエンザにかからないようにと言われる予防策が、暖かくして、加湿して下さいねと、よく言われます。
しかし、低性能な窓を採用したら、どれだけ部屋を暖めても、加湿器を使っても、窓で除湿(=結露)されてしまうので、健康な室内環境を作ることが不可能なんですね。
一級建築士・松尾和也先生の言葉を借りれば、低性能な窓は「高性能除湿器」ですからね。
冬に除湿器なんて使わないですよね。
それだけ低性能窓を使うなんてことは不健康な事をしているわけで、家を建てる際には気をつけたいところです。
普段の何気ない毎日を送れるのも健康あってのもの。歳を重ねるほど、健康が当たり前ではないことに気付かされるものです。
長く住まう住宅では健康でいられる窓を選びたいですね。

