新築予算に検討をつけよう。【新築一戸建てマイホーム】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。兼業主夫の、くろーばーです。
・・・毎晩の献立を考えるのが辛いわ。世の奥様方、まじでリスペクトです(^^)
さて、家づくりを始めると一番気になるのがお金の話ですね。家を建てるのに一体いくらかかるんだろう。我が家は一体いくらの家づくりをしても良いのだろう。
気になりますよね。
いくらの家を建てて良いかはライフプランによりけりになるので、各家庭ごとに正解は変わるところ。
ただ、家づくりにかかるお金はそこそこ検討を立てることができます。もちろん大きさや仕様によって大きく異なりますが、ざっくりで予算感をつかんでみてください。
まずは、大手ハウスメーカーで建てた場合から。
仕様によって大きく異なりますが、建てる方が多いボリュームゾーンでの話だと思ってください。
サイズは単世帯の4人家族でよくある間取りで、延床30坪ちょいぐらいで。
イメージが湧きにくい方のために、我が家の間取りの原型をご紹介。
これでちょうど30坪ほどのサイズです。
大手ハウスメーカー、つまり、積水ハウスとか、ダイワハウスとか、セキスイハイム、パナソニックホームズ、三井ホーム、ミサワホーム、一条工務店、ヘーベルハウスといった住宅会社のことです。
こうした大手ハウスメーカーだと、仕様によりけりですが、先程の30坪の大きさだと、ざっくり2500万〜3000万かかります。
ここから、土地代や、オプション代などが加算されていく価格イメージです。
土地代やオプション代を除いた額をすべて住宅ローンを組み、35年で支払っていくとすると、年間で100万ぐらい。月に均すと8万ぐらいですね。
35年で平均すると、いわゆる「今のお家賃ほどの金額」となるわけですね。東京都心などでは、また違ってくると思いますが。
ただし、気をつけて欲しいのは、注文住宅を建てる平均年齢は39歳。定年を60歳あるいは65歳と考えると、それまでに住宅ローンは返済したいもの。
つまり、実質的には住宅ローンは20年や25年の返済で考えたいですね。そうすると、月々の返済額は15万とはいかないものの10万ではきかなくなります。
ここに固定資産税やメンテナンス費用を考えると、住宅コストとしては月に15万ぐらいは見込んでおかないといけないことになります。
先述の通り、これは土地代やオプション代はここには入っていません。マイホームというのがどれほどに高いかが分かりますね(^_^;)
大手ハウスメーカーでマイホームを建てられている方の甲斐性はスゴイです!
次に、地方の中堅ハウスメーカーで建てた我が家。
泉北ホームというローコスト寄りの住宅会社で建てています。
家の広さは延床31坪。
土地、外構工事、家具・家電、太陽光パネルを除いた金額がおおよそ2200万。
住宅ローン費用や登記費用、引っ越し費用などの諸費用を除くと2100万となります。
これはカーテン、エアコン、照明は込みの予算です。
当時としては、かなりの高気密・高断熱な仕様にしていて、heat20のG2グレードを楽々とクリアする断熱仕様です。
4、5年が経った今でも大手ハウスメーカー9社の家で、この性能を達成できるのは一条工務店のみです。
*Ua値のモデル値だとこの断熱性能になる会社の仕様もあるのですが数値だけで、窓サッシの性能や気密性能がまったく異なります。
何を重視するかは人それぞれなのですが、設備レベルで中の上クラスで、夏涼しい冬暖かい家の性能を持った我が家で2100万ほどの金額でした。
私が家を建てた4〜5年前に比べると、物価や税率、人件費、ウッドショックによる木材高騰などが影響しているので、今はもう少し予算は高く見ておく必要があります。
地域の工務店で最もローコストな家の仕様だと30坪で1800万ぐらい。(付帯工事費用込みの価格)
建売住宅で1500万ぐらい。(もっと高グレードの建売住宅もあります。)
何となく家づくりの価格帯が見えてくるでしょうか。今回は超大雑把なくくりでの紹介でした。
家のサイズ、仕様などによって金額はピンキリに変わって来るので、あくまで大ざっぱな予算イメージだと思ってください。
それでも、まったく予算を知らないよりも、はるかにライフプランをイメージしやすくなると思います。
モデルハウスや工務店の門を叩くよりも前に、まずは自分たちのライフプラン、マネープランをしっかり立てて、大きな予算イメージを立てておきたいですね。