石川で震度6の地震
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
さて、昨日。
石川県で震度6の地震がありました。
被災された方には早い生活再建をお祈りしています。
日本の震度は最大で7。
東日本大震災や熊本地震で起きた揺れですね。
今回は震度6で、これよりは少しマシ。
被災された方もいらっしゃるので、マシという表現は良くないかもですが、被害の大きさからすると、震度7の地震と比べると、やはり被害は小さくなりますね。
で、もう少し詳しく言うと、今回は北陸地域。積雪のある地域です。
積雪地域は雪が降らない大阪などと違って、耐震に関する条件が厳しくなります。
大阪で耐震等級3が取れる家でも、積雪地域に行くと、等級3の認定を受けるのは中々に難しくなります。
逆に言うと、積雪のない今の時期であれば、暖かい地域に比べると、地震に強い建物になっている事が多くなります。
今回、被害が比較的に少ないのも、こうした事が影響していると考えられます。
逆に考えると、大阪のような積雪のない地域では、耐震等級3をしっかりとった家にして、地震に強い家づくりにしておく必要があります。
もう20、30万ほど予算をかけて、許容応力度計算をしておくと信頼性が格段に上がります。
(泉北ホームでは標準で許容応力度計算してくれています)
耐震等級3の家は、いわゆる避難所と同じ耐震性を持つことになります。
震災を受けると、避難所の生活はプライバシーがなかったりして大変です。
しかし、ちゃんと耐震性を高めておけば自宅が避難所になるわけです。自宅から逃げる必要がありません。
この安心感や、生活環境の維持は住まい手にとって、暮らしに大きな影響があるでしょう。
日常ではついつい忘れがちな平穏な暮らし。
それは地震と、その後に続く余震の中では、感じることができません。
しかし、家の耐震性を高めておくと、不安になることなく日常を過ごせるのですから、耐震等級3はしっかり確保したいものです。
また、耐震性能を高めておく事で、地震による構造の劣化も防ぐことが出来ます。
パッと見、家に被害がなくても、柱にヒビが入った。ビスが緩んだ。
目に見えない所で、家の構造の劣化が進みます。
耐震性能を高めることで、こうした構造の劣化も少なくする事が出来ます。
長く住まう住宅ですから、しっかり対策しておきたいですよね。
これから家づくりされる方には、家の耐震性はしっかり意識して臨んまれる事を強くオススメします🍀