高気密・高断熱の家。具体的に何が良いの?②
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
高気密、高断熱の家は具体的に何が良いの?
先日は、夏涼しい、冬暖かいという面で良さをご紹介しました。
今回は、洗濯物についてです。
洗濯物は家の外で干す、というのが一般的な考えでした。
しかし、現在では共働きの方も増えてきたり、PM2.5などもあり、室内干しされる家庭もかなり増えてきました。
現在では2割以上の方が天気に関係なく室内干しをされているそうです。
しかし、ここで問題なのは、室内干しで洗濯物が乾くのかですよね。
この記事をご覧のみなさまも、天気によっては室内干しをされている方も多いかと思いますが、どうでしょうか?
洗濯物が乾く仕組みには、室温と湿度と、気流がポイントになります。
高断熱な家になると、冬でも暖かい家になります。
そのため圧倒的に乾きやすい。
また、冬に暖かい家になると、家の中の(相対)湿度が下がるため、余計に洗濯物が乾きやすくなります。
逆に、室内干しをした方が加湿器がわりに丁度良いんですよね。
次に、湿度。
高気密な家になると、換気がキチンと働きます。
普通の家だと、クローゼットの中に、防虫剤とか、除湿剤を置いたりしますよね?
高気密住宅では、そういった物が不要になります。実際、我が家も一個も置いていません。
が、しっかり洗濯物は乾きますし、クローゼットの中も湿気が溜まりません。
数年前に一度、梅雨時期に24時間換気を止めてみたことがあるのですが、案の定、クローゼットの中が湿気臭くなっていました。
改めて換気がしっかり効いているという事が分かりました。
で、この換気がしっかり機能するためには住宅には余計な隙間があってはいけません。だからこその高気密なんですね。
梅雨の時期は、洗濯物が乾きにくいと思いますが、高気密になるほど乾きます。
家に隙間があると、隙間から家の外の湿った空気が24時間ずっと入り込んで来ます。
どれだけ除湿器を使ったとしても、絶えず外からの湿気が入り続けるため、洗濯物も乾きにくいし、また、不快になりますよね。
そのため高気密な住宅が洗濯物干しに与える影響は非常に大きい訳です。
家の性能っていうのは数字だけの話ではなく、暮らしに大きく影響するって事が分かりますね。