今回の話は家づくりの基本。耐震!
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
あわてんぼうの、ちびサンタさんが我が家に来てくれました。
マイホームを建ててから、こうした季節の行事ごとを楽しむ心境になったのは大きな変化でした。
子どもたちが楽しんでくれたようで何より。
じいじ、ばあばも、喜ぶこと間違いなしでしょう。
親より友人との時間を大切にするようになるにも、そう遠くない未来のはず。いま子どもたちと楽しめる時間を大切にしようと思います。
さて。本題。
最近、Twitterでラジオ番組的に発信している「家づくりサロン」に時間と気力を使ってしまい、ブログが疎かになっていました^^;
また、ブログも頑張っていきます(^^)
と、いうことで初心にかえり。
家づくりで最も大切な性能の1つ。
耐震性能について取り上げます。
地震に強い家づくりですね。
どこの住宅会社もアピールしていると思いますが、本当に地震に強い家になるかはまた別。
我が社は太い二柱を使っていますから。
我が社は鉄骨ですから。
我が社は○○の木を使っていますから。
我が社は熟練の大工さんが施工しますから。
はい。
こんなの全部ウソっぱちです^^;
そんなどうでも良い理由ではなんの確証も得られません。
上記のような事をアピールしていたらアブナイと思ってください(*^^*)
もし、こんなアピールを受けたら施主はこう返してあげてください。
「耐震等級3の認定は取れますか?」
「許容応力度計算は標準でしていますか?」
「基礎の立ち上がり幅と、継ぎ手長さ、スラブ厚、主筋の太さ、コンクリート呼び強度の仕様を教えて下さい。ちなみに地中梁は使っていますか?」
これらの事を答えられたら、その会社は地震に強いと確かめられます・・・まだ、最低限度の確認ですが(^^)
他にも地盤などのこともありますし、これらはホントに最低限度の内容です。
少なくとも、これらの事に答えられないような実務者、住宅会社であれば、即座に回れ右して、次の住宅会社を回るのが良いです。
だって、これらは耐震性そのものを表す指標ですからね。それを知らずに、
「我が社の家は地震に強いです!」
なんて言っていたら、チャンチャラおかしいでしょ?(笑)
こうした事がキチンとなされていないのが住宅業界です。
施主が知識を身に着けないと、この業界が変わらないと最近、確信するようになりました。
いくらでも施主は騙せるのだと、住宅業界側は思っています。
(そうでない人がいるのも知っていますが少数です)
そんな会社を相手にしてはいけませんし、そんな会社に利益を与えてはいけません。
住まい手が幸せになれるように、日本の住環境が良くなるように、施主がしっかり相手を見極められる知識を身に着けておくと良いと思います。
ちなみに、先ほどの質問に寸分違わず、即答できる住宅営業マン、工務店社員は1割に満たないと思います。
調べてからお返事しますというパターンで半分以上にはなると思いますが、残念ながら何割かは連絡してこなくなる住宅会社もあると思います。
知識を持った施主を嫌がるパターンですね。
こうした会社や担当者は、今後も家づくりについて学ぶ姿勢がないので、お付き合いしない方が良いでしょう。
施主が専門的な知識を持つことは難しいですが、ちょっとした観点で住宅会社を見極めることは出来ます。
私とは言いませんが、私の施主仲間だと、ハウスメーカーの営業、設計担当の平均レベルの方だと、知識でも太刀打ちできないような方が数十人いらっしゃいます。
ほんの数年、家づくりについて勉強された建築素人でも、そこまでいけるのです。
実際に住宅業界に務めていらっしゃる方が、施主に負けるはずがありません。
住宅会社、実務者の方には是非とも精進してほしいと思います。
日々、家づくりを学んで、施主さんのために頑張っておられる実務者の方とのステキな出逢いに繋がって欲しいなと最近、よく思います。
これから家づくりをされる方、応援しています!頑張ってください(^o^)/
