そろそろ夏に向けて準備を進めねば。【気密劣化】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
住宅の性能に欠かせない家の気密。つまり、家の隙間を減らす事ことが大事ということです。
気密がどれだけ取れているかを示す数値がC値。現場で一軒一軒、専用の機械で測定します。
一般的に、C値1.0以下になると高気密住宅と呼ばれます。
新築して、C値が1.0以下になって、さあ、快適に生活できるぞ!と意気込むのも束の間。ふと、ある時に気付く。
あれ?
屋根とか外壁とかも何十年と経てば劣化するよな。
あれ?気密って大丈夫なのかな?
家の隙間って、年々、大きくなったりしないのかな?
って、疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もその一人。
この数年で、家の気密や断熱についての知識が一般の方にも広まりつつあります。
私が家づくりを勉強し始めたした7年前には、
○実務者でもごくごく一部の方。
○ごく一部のマニアな方(失礼)
○一条工務店で初めて住宅性能について知った方
○海外の住宅事情を知っている方
こんなところだったのではないでしょうか。
耐震性については調べる方も多かったですが、気密、断熱、換気、パッシブ設計・・・。こうしたところまで調べておられる方はほぼいない状態でした。
そりゃそうですよね。
パッシブハウスジャパン(PHJ)を森代表や松尾先生、神崎先生といったスゴい方々が立ち上げられたのが、たった10年ほど前ですから。
もちろん鎌田先生を代表とした新住協はもっと古いので、コアな方はもっと昔から断熱・気密についてご存知だったかと思いますが。
さて、その家の気密。
つまり、家の隙間がないってことが大事なのですが、年々、隙間が広がったりして、気密の劣化が起きないのか、っていうことが心配になります。
設備であれば更新すれば良いですが、隙間を埋める工事って、なかなか難しいでしょうし。
また、それよりも何よりも気密劣化について情報が少ない。
どのぐらい気密が悪くなっていくのか。
これを知りたいと思う人は、年々増えていると思います。そこで、ただの一施主ではありますが、私くろーばーめが一肌脱ごうかと考えた訳です。
この夏に築5年の我が家の気密測定を行い、気密劣化がどのぐらい進むのかを調べて見ようと思います。
8月に気密測定をしようと思うので、そろそろ依頼しようと思います。
費用的にも高くなかったので、今回は泉北ホームを通して、日本住環境さんに測定を依頼させていただく予定です。
気密劣化について調べてみると、気密部材を使って気密を取っている場合は、劣化が緩やかのようですね。
専用の気密シートや気密テープは、長期に性能が維持されるように作られているので、地震などの外的要因がかからなければ長持ちするとは言われています。
築後すぐは構造体である木が乾燥や耐荷重によって、変形しやすい時期です。なので、築後すぐの方が気密劣化はしやすく、築年数が経ってくると劣化は穏やかになる傾向があるそうです。
が、こればかりは調べてみないと分からない。というか、調べないと気が済まない!(笑)
という変人施主なので、この夏、拙宅を使って検証してみようと思います。相場価格とはいえ、お小遣いから5万円が出ていくのは辛
ツラいですが^^;
間違いなく新築時よりは気密は落ちていると思う(体感としても)のですが、それがどの程度か。
楽しみでワクワクした気持ちと、すごく悪くなっていたらどうしようというドキドキな気持ちが混ざりあった不思議な気持ちです。
さて、ではボチボチ泉北ホームさんに依頼の連絡をとりたいと思います。
泉北ホームさんの現場監督Dさん。新営業担当のHさん。そして、日本住環境さん。お忙しい中で恐縮ですが、どうぞよろしくお願い致します。
あ。もちろん妻からは、
興味ないから同席しないわよ。
と言われちゃいました^^;
変人夫のツラいところです(*^^*)