東京で太陽光発電が義務に。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
住宅業界で大きなニュースになっていますね。東京で太陽光パネル設置の件。
賛否両論というか、日本の悪い癖?で、新しい事を始めると、デメリットばかりを強調されている気がします。
家を建てるときは、まず家の性能を確保する。断熱性能で言えば最低でもG1。(断熱等級5)
できればG2グレード。(断熱等級6)
そこから、さらに断熱性を極めてG3(断熱等級7)グレードにするのかは予算との相談として、G2グレード前後を確保したら、予算に応じて太陽光パネルの設置は十分に検討の余地アリです。
ただし。
条件によります。
例えば、住宅会社やパネル業者が不当に高い値段を提示する時は、もちろんNGです。今なら1kwあたり20万前後で設置できます。
1kw25万を超えてくるようなら、ボッタクリの可能性大です。
次に、土地条件。
当たり前ですが、太陽の光がないと発電できませんから、日差しを遮られる土地の場合は設置する価値がありません。
とくに東京都心なら周囲が高い建物も多いでしょうし、この辺りは土地条件をしっかり見極めておく必要があります。
と、デメリットというか前提条件もありますが、今、家を建てるなら太陽光パネル設置はアリだと思います。
そろそろ多くの方が気づき始めていますが、電気料金がかなり上がってきていますよね。
原油高によるものもありますし、日本のインフレが外国に比べて遅いので、貨幣価値が下がっていることもあります。
また、今後20年。とくに、ここから10年は再生エネルギー賦課金が恐ろしいほどに高くなることが決まっています。
再エネ賦課金は使用量に応じたお金がかかるので、太陽光発電の自家消費をすることで、高額な賦課金を下げることが出来ます。
基本的に、ボッタクリ価格でなく、また発電に向いている土地であれば、太陽光パネル購入に対して、投資回収は10年以内にできます。
その上、再エネ賦課金を下げられるので、投資と考えれば条件が悪くない限り、元をとれる計算になります。
もちろん、故障や天災、災害などのリスクはあるので100%ではありませんが、常識的な範囲で言えばリスクの少ない投資と言えます。
あとは、本当に条件によるので、日射の状況や、導入費用、メンテ費用、耐用年数、処分費用などをシミュレーションして、是非を検討してみて下さい。
太陽光パネル採用にあたっては補助金も多数あるので、これらも上手く活用していきたいですね。
5年前に建てた我が家も、断熱性能と太陽光発電、省エネ設備を条件としたZEH補助金を頂きました。当時で125万円。けっこう大きな金額でした。
頭でも似たような補助金が多々あるので、太陽光発電や新築を考えている方は、いろいろ調べてみてくださいね。