住友林業で気密測定。なんとC値が・・・!!
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
10月も半ばになりましたが、大阪ではいまだ30℃に達しようという気候でした。ようやく明日から涼しく、というか少し寒くなる予報です。
最高気温が28℃だったのが、明日には22℃。来週には18℃の予報の日も・・・。
うーん。中間的な日はないのだろうか。
この1週間足らずで10℃も気温が変わるので、皆様お風邪などひかれませんように^^;
10月に入ると我が家の軒の出の長さでは、すでに日射取得がスタートしています。
そんなこともあり、昨夕もエアコンをつけていました。室温は27℃ぐらいなので必要か微妙なところですが、湿度が高めだったので除湿を兼ねてという感じです。
10月半ばにしてエアコン冷房・・・。今までの感覚で言うと、なかなか贅沢な使い方ですよね。
これだけエアコンを使っても、10月の光熱費は5500円ぐらいには収まるでしょうし。高気密・高断熱の家のメリットですね。
軒の出による日射のコントロールは難しいですね。
6月の下旬が夏至。
その3ヶ月前の3月下旬はまだ日射取得が欲しいが、3ヶ月後の9月下旬はまだ日射遮蔽がしていたい時期。(大阪では)
しかも、その年によって時期がずれることもある。
理想的にはアウターシェードやブラインドシャッターで日射コントロールできれば最高なんでしょうね。
お金に糸目をつけなければブラインドシャッターは憧れますね。
採光量も調整できるし、視線が防げてプライバシーも確保です。
好みに合わせて通風もできるし、窓を開けていても防犯面も確保できる。
アウターシェードと違って耐久性も高い。
台風などの時も片付ける手間もない。
憧れの設備ですが・・・・なんせ高い。
高さ2m、横1m80cmの一般的な掃き出し窓サイズのブラインドシャッターで、30万ぐらいするんですよね。
ああ、憧れの設備よ(#^.^#)
さて昨日、ラクジュの本橋さんの動画を見ていました。
住友林業さんでマイホームを新築された施主さん宅へ行かれて、気密測定をされていました。
非常にデザイン性に優れた家で、室外への視線の抜けがステキなお住まいでした。
さて、気密測定の結果というと・・・・なんとC値が1.1。
施主さんはガックリ肩を落とされていましたが、いや、なかなか頑張っていますよね。
【Room Tour&気密測定】住友林業の平屋 GRAND LIFE BF(ビッグフレーム)構法のルームツアーと気密測定をしてみた!
おそらく住友林業の大工さんや、現場監督さんが、かなり気密を意識して施工した結果だと思います。
一条工務店を除いた大手ハウスメーカーの中では、私が聞いた中では断トツにトップの気密性能です。
施主さんもかなり勉強されたのでしょうし、住友林業さんに強く要望したのだと思います。
こうやって意識の高い施主さんが増えることで大手ハウスメーカーも温熱環境を意識した施工に傾注していくでしょうし、大手ハウスメーカーが変われば、大手が占める割合が多い日本の住宅業界は一気に改革が進むはずです。
気密や断熱といった性能が低く、建築費用も高いために批判を浴びる大手ハウスメーカーではありますが、こうして温熱環境が改善されていくなら、大手を選ぶメリットも増えていくことでしょう。
資金力や知名度、建築棟数など、大手ハウスメーカーの存在感は大きいです。
今年は大手ハウスメーカーのパナソニックホームズが樹脂サッシメーカーの老舗エクセルシャノン社と提携して、樹脂サッシも販売しています。
少しずつ少しずつ、高気密・高断熱化へ向けて動き出している感じですね。
温熱設計のプロたち、温熱を意識した施工してきた工務店さん、勉強熱心な施主さんたちの発信で、動きが加速していますね。
良い時代になって来ました。
これから家づくりをされる方にはぜひ、健康で、快適で、省エネで、経済的な家づくりをして欲しいなと願っています(^^)/