お風呂の窓の論争。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
近年の注文住宅で、意見が分かれる内容を記事にしてきました。バルコニーと子供部屋の広さですね。
今日は同じシリーズでお風呂編、行ってみようと思います。皆さんの考えは必要?不必要? では問題提起、行ってみましょう。
まず、一番出てくるのが、お風呂の窓ですね。
え?お風呂に窓って付いているものじゃないの?そんな方も多いと思います。実際、今までの住宅のほぼ全て窓はついていると思いますし、今現在でも圧倒的多数派と思います。
とは言うものの、マンションの場合はお風呂に窓が付いていないケースはかなりあります。
マンションの構造上、玄関が通路側、リビングが窓側になるので、お風呂は隣室と接していることから、物理的に窓がない間取りが多いですもんね。
あとは一戸建ての注文住宅で、特に断熱にこだわられる方を中心に窓をつけない方もチラホラと出てきました。
メリットとしては衣服を脱いでいるお風呂なので、特に寒さを感じやすいという断熱面。
窓を付けないことでコストカット。
窓枠などの掃除がなくなる時短。
壁内結露(壁の中の結露)の予防。
隣家の視線からプライバシーを守れること。
防犯の強化。(覗きや窃盗の予防)
こうしたメリットが挙げられます。
逆に、窓の必要派の意見としては、
お風呂は明るいほうが良い。
外の景色を見たい。
換気に必要。
(湿気を逃すため)
あるのが普通。
という感じですね。
まとめると、
必要な理由は、
①明るさ
②眺望
③換気
不必要な理由は、
①金銭
②断熱・気密
③防犯・プライバシー
④維持管理
と、なりました。
立地条件や好み、暮らし方に合わせて選んでいきたいですね。
例えば、お風呂からステキな景色が見れるので窓をつけるっていうのは、リラックス効果も高いですし満足度も高そうですよね。
夜勤でお勤めがあり朝方にお風呂に入る方なら、窓があった方が明るくバスタイムを過ごせそうな感じがします。
逆に、お風呂は夜にしか入らないし、窓から外を眺めても隣家の壁って感じなら、メリットが少なく、デメリットが多くなるので窓がない方が良いって結論になりそうです。
換気のポイントでは、気密がしっかり取れている高気密住宅であれば、換気の意味では窓は必要がなくなります。
しかし、例えば浴室に暖房乾燥機のような機械を入れていて、お風呂のお掃除で強力な洗剤を使う場合は、機器にダメージが及ぶ可能性もあります。
こういう可能性があるのであれば、一時的に換気を強められる窓というのも必要になるかもしれません。
ただ、逆に考えると気密がしっかり取れている家では24時間換気がしっかり動いているので、カビも生えにくく、そんなに洗剤を使うこともないかなという気もします。
実際、我が家では掃除をズボラしまくっていますが、4年住んだ今でも黒カビが発生したことがありません。
隅にピンクカビがうっすら出来るぐらいで、スポンジで軽くこするだけで汚れが取れます。なので、高気密住宅において換気に関しては、あまり気にしなくて良いかとも思います。
はい。
ということで、今日はお風呂の窓の要るか、要らないか論争の視点でした。
何を重視するかで変わってくるので、より自分たちの暮らしにあったお風呂にしたいですね。