高気密・高断熱の家が健康に与える影響 〜夏のケース〜
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
大阪は明日からまた暑くなるようで猛暑日が続くようです。夏バテ注意ですね。
そういえば今の家に住んでから、我が家では夏バテがありません。よく考えると夏バテって、暑い中で生活して冷たいものを飲食してお腹の調子が悪くなることですよね。
あとは暑いところから急に寒いエアコンの冷気に当たって、エアコンを切ってまた暑くなってと、極端な温度差で身体がついていかない。
そんな状態を夏バテと呼ぶのでしょうが、高気密高断熱の家では、温熱環境がほぼ一定で保たれているため、ムリな体温調節をしなくて済んでいるのでしょう。
また、ずっと涼しいから冷たいものを何度も食べる必要がありません。
むせ返るような温度、湿度の中だと、ソーメン、麦茶、キンキンに冷やしたビール、アイス、スイカを飲んだり食べたくなりますが、ずっと涼しい家にいると、あまりそんな気分でもなくなりますからね。
高気密高断熱に住む人が夏バテになりにくい理由が分かりますね。家の性能が人の健康に与える影響ってすごいです。
冷たいものを飲んだり食べたりして、胃を痛めたり、食欲不振になったりって夏にはよく聞く話ですよね。
エアコンの冷たい風が不快だということも、よくある話です。
せっかくリビングのソファでくつろいでいるのに、エアコンの風が不快だと、せっかくのマイホーム一等地であるリビングのソファでゆっくり休めないわけですから、体としても心としても休息できないなんて事になりかねません。
家の気密や断熱性能が高ければ、あるいは、冷房費を気にせずエアコンを長時間運転できれば、エアコンの気流は緩やかになるので冷房病になりにくくなります。
高気密・高断熱な家は光熱費が安い、という面がよく出されますが、同様に大切な家族の健康を守ることに直結していることを、もっと社会的に認知されて欲しいなと思います。
前回の記事で家の中の温度ムラについて測定した様子を載せましたが、これが快適性や健康に大きく影響していることが、もっと知れ渡って欲しいですね。
とくに子どもや高齢者など体温調整が苦手な人の健康を守れますし、エアコンの冷気が苦手な女性が多いですが、その快適性も守れますからね。
これから長寿命な社会が進み、高齢者も多くなり、また人生の中で働く期間も長くなっていきます。現在、働き盛りの方の定年年齢は65歳になるでしょう。
いまの子どもが定年を迎える頃には定年が70歳になっている可能性すらあります。生きている限り労働って感じに近いですね(^_^;)
より健康寿命が求められる時代になると考えれば、高性能住宅の意義というのはさらに大きな意味を持ちそうです。
健康、快適、省エネ、経済的な家づくりっているスローガンがココでも当てはまりますね。これから家づくりをされる方、頑張ってください(^o^)/