近頃の室温、湿度。そして結露の実験。【高気密高断熱】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
「パパー。こっち来て~。」
子どもたちが言うので、なんだ、なんだと見に行くと。
立派なウシさんが二頭もおりました。
改めて、明けましておめでとうございます。
丑年ですね(笑)
さて、寒波がきている今日この頃。
大阪でも氷点下になるような最低気温を記録しています。3年前の最強寒波も寒かったですが、今年の方が寒さは厳しいように思います。
〇〇年に一度の、というセリフはもう聞き飽きましたね。基本的に自然環境はこれからふり幅が大きくなるということなのでしょう。
しっかりした家づくりをして備えたいですね。
さて、3連休もあったので、最近の我が家の温熱環境を時系列にして並べてみたいと思います。
今年の冬は厳冬ということもあり、しっかり加湿をして、室温と湿度のコントロールを意識した温熱環境を作り出しています。
では、ご紹介します。
まず暖房ですが、1階のリビングにある14畳エアコン1台で暖房しています。
設定温度は基本的に21.5℃で24時間です。
加湿器は気化式を使っています。
より正確にはハイブリッド式のものを気化モードで使っています。それ以外のモードは使いません。
サイズはたしか10畳用か14畳用だったと思います。
(うろ覚え(^_^;)
加湿器の位置は1階リビングのエアコン真下。
在宅している正午ごろは、こんな温熱環境です。
いつも22℃ちょうどぐらいですが、測定したこの日は朝が-2℃ほどまで冷え込んだので、電力単価の安い午前7時までの電気で暖房を強めたためです。
午前7時時点で24℃ほどあり、そのあとエアコンがほとんど止まった状態で22.9℃まで下がってきています。
相対湿度は49%。
絶対湿度は10.1g/m3。
快適そのものですね。
このあと、昼食にうどんを調理して食べました。
お湯を沸かして作るので、湿気がしっかり出ます。
午後3時ごろの温熱環境です。
室温23.2℃。
相対湿度51%。
絶対湿度10.6g/m3。
調理の熱などで、少しだけ室温と湿度が上がっていますね。
真冬でこの湿度を保てるのは非常に健康的です。
もちろん結露もなしです。
で、エアコンが21.5℃設定なので、だいたいリビングの室温は22℃ほどで一定します。このあと少しずつ、室温22℃に近づいてきます。
そのあと夕食をとり、家族がお風呂に入ったあとの温熱環境です。
室温が23.5℃。
相対湿度が53%。
絶対湿度が11.1g/m3。
入浴後の浴室トビラの開放によって、室温と湿度がともに上昇します。
真冬にこの温度、湿度を維持するのは、快適性と健康面で非常に有効ですね。
下の画像は平日の同じぐらいのタイミング(入浴後で浴室開放している時)の温熱環境です。
コチラの方が普段に近いと思います。
先ほどの室温はやはり早朝にかなりしっかり暖房したのが残っている感じですね(#^^#)
家族の入浴が終わって、浴室開放を始めた時点で加湿器を止めます。さすがに、湿度が高いですからね。
で、このあと撮影しわすれたのですが、洗濯物を室内干ししています。
夜の12時前後で、
室温は23℃ほど。
相対湿度が60%ほど。
絶対湿度が12gg/m3ほど。
になります。
平日だと、室温が22℃強。
相対湿度が55~60%。
絶対湿度が11g/m3~12g/m3。
ぐらいの温熱環境です。
かなりしっかり加湿しているのがお分かり頂けるでしょうか。ふつう真冬に湿度60%までいかないですからね。
はっきり言って相対湿度60%の湿度は加湿しすぎなぐらいなので、加湿器をもう少し早い段階で止めておくべきかなという感じですね。
夕食準備の前から切るぐらいが良いかなと。
そのタイミングでやれば夜間の相対湿度が50%ぐらいなので、ハニカムシェードを全閉にしていても結露はなくなるでしょう。
で、夜間の間に室内干ししている洗濯物が乾いて、早朝には、
室温22℃。
相対湿度50%弱。
絶対湿度10g/m3弱。
ぐらいになります。
で、また加湿器をつけるという流れです。
ちなみに加湿器はコスパを考えると、気化式の一択だと私は考えています。
我が家と同じぐらいのサイズの加湿器を24時間かけ続けた1か月の電気代の目安は以下の通りです。
気化式 約300円。
スチーム式 約1200円。
超音波式 約600円。
加熱気化式 3000円。
加熱超音波式 約1400円。
気化式のデメリットは、水を気化するときに部屋の温度を下げてしまうことです。しかし、これは熱効率の良いエアコンを併用することで部屋の室温は下がりません。
また、加熱式と異なり、室温が上がらない限り、水は気化できないため不要な湿気が出ることもありません。
そのため現状で加湿器は気化式の一択と言えます。24時間かけ続けても1か月で300円しかかかりませんしね。
今までの性能の低い家では、その奪われた熱を再び暖めるのが大変だったわけですが、高気密・高断熱住宅ではその心配がかなり少なくなるわけです。
高気密高断熱住宅がここでも健康的で、快適で、経済的、というのがよく分かりますね。
おかげで私、妻、子ども含めて、今年の厳冬でも喉を痛めることなく過ごすことが出来ています。
はい。
ということで、最近の我が家の温熱環境のご紹介でした。
なかなか、真冬でこれだけきっちり加湿している家はないかと思います。
3連休のため家族が在宅しているので、人の呼気と発汗。そして調理。
これらがあるので平日よりも湿度は高くなりますが、どれだけ下がっても絶対湿度が8g/m3以上あるのは、とくに喉の健康上かなり良くなります。
これらの温熱環境を整えるのは家を建てるときに、高気密、高断熱、高性能な窓を採用できるかでほぼ全て決まります。
エアコンをがんがんにかけて、加湿器を何台もつけて、温度や湿度は変えられますが、けっきょく窓をちゃんとしておかないと、窓サッシが結露でビショビショになって、せっかく加湿しても除湿されてしまうということになります。
家づくりは建てる時がホントに大切です。
より良い家づくりになるように気をつけたいですね!!
しっかし、ウチの牛さんたち。
真冬で外は氷点下だってのに靴下ぐらい履こうよ、ホント。
あかぎれ、霜焼けもなく、キレイな足してますな。
ホントに高性能住宅はありがたいです。