家づくりは奥さんを中心に考えろ。【新築マイホーム】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
春に植えたミニひまわりが咲きました。
ところどころバッタに(?)葉っぱを食べられて虫食い状態ですが(^_^;)
ヒマワリを見ると、いよいよ梅雨も明けたし夏本番ですね。
暑さも本番ですが、コロナ禍が続いているので快適なマイホームで、ステイホームの夏になりますかね。
さて、今日は家づくりの根本的な話になります。
当ブログでは高気密・高断熱・長持ち・ローコストな家づくりについて記事にしています。
そんな中でもっと家づくりにおいて根本的なことがあります。
それは、なんのために家づくりをするか、という点です。
これまでたくさんの方の家づくりを直接に、間接に見てきました。
一般的な傾向としては、男性はスペックや趣味的な面で、女性はデザイン的な部分を重視される事が多いように思います。
どちらが主導権を持って家づくりを中心的に進めていくかは各家庭で異なりますが、家づくりが成功するかどうか。
それは奥様の動きを中心にした家づくりの方が、たいていは成功する、という感じがします。個人的な感想ですけどね。
ただ、これには明確な理由があります。
簡単な話で、家の中で毎日する必要がある家事をだれがしているのか、ということなんですよね。
世間一般を見渡すと、まだまだ奥様が家事、育児を中心にされていることが多いと思います。
家事、育児をしない男性が家づくりの主導権を握ってしまうと、どうしても毎日の生活にそぐわない家づくりをしてしまいがちです。
広いリビングが良い。
駐車場に置く車を眺められるようにしたい。
書斎が欲しい。
趣味のコレクションを置くスペースが欲しい。
趣味のアウトドアを置いておけるスペースを作りたい。
などなど。
もちろん、これらの趣味や希望も良いと思います。
ただし、毎日の家事に対する配慮ができていれば、の話です。
これらの趣味については、まずは二の次です。
こうしたことよりも、家事動線について考えて欲しい。
洗濯、物干し動線がどうなるのか。
その動線は短くなっているか。
階段を濡れて重たくなった洗濯物をもって上り下りしなくて済むか。
水回りの設備は掃除がラクな仕様になっているか。
お風呂の色は黒を選んでいないか。
(水垢のあとがめちゃくちゃ目立つので掃除がすごく大変です。)
掃除機をかけやすい動線、コンセント計画になっているか。
あるいはお掃除ロボットが使える環境になっているか。
毛先の長いカーペットや小上がりの畳コーナーがあると、ルンバ等ではお掃除できません。
高気密や換気計画をしっかりして、お風呂にカビが生えにくくなっているか。
掃除用品や生活雑貨が必要な場所に、必要なだけ置ける収納計画になっているか。
庭は無駄に広すぎず、草抜きなどの手入れに手間暇がかかりすぎない外構計画になっているか。
ゴミ捨ての動線、ゴミステーションの状態は確認しているか。
などなど。
家や外構について、毎日の家事がしやすくなっているか、きちんと確認して家づくりを進めて欲しいなと思います。
で、ここまでは実際の設計打ち合わせで考えるところです。
世の男性には、もっとしっかり考えて欲しい部分があります。
それは親御さんとの関係性です。
いわゆる嫁・姑の関係ですね。
舅ともでしょうけど。
ご主人のご実家との関係性や距離感、付き合い方。
将来的なご主人のご両親の介護の考え方。同居の可能性はあるのか。
こうした事をしっかり奥様と本音でしっかりと話し合っておくことを強くおススメします。
どうも私を含め、男性はこうした所に思考が足りないように感じます。
私のまわりだけ?
そのために奥様側がいろいろと苦労されているのを数々、見てきました。
男女は平等ですし、家事は女性だけがするものではありません。
男性がご自身の親御さんの面倒を奥様にさせることを要求するのであれば、ご主人自身も奥様の親御さんの面倒を見れなければ不平等ですよね。
こうした事を男性側が考えている私はおそらく圧倒的に少数派だと思いますが、かなり家づくりやライフプランと直結するところです。
夫婦でしっかり話し合ってからの家づくりにされることを強くおススメしたいですね。
共働き率も80%にも到達しようかという現代。
奥様だけに負担を強いる社会ではおかしいと感じるところなので。
世の男性方。
しっかり奥様のことを考えてあげて下さいね。
いつまでも「子ども」ではダメですよ(笑)
そんな事を8月8日の「パパの日」に思った、くろーばーでした。
*8月8日は台湾で「パパの日」だそうです。日本では6月の第3日曜日が父の日ですけどね。
さて、妻のためにケーキでも買って帰るか。