住宅の間取りの常識が変わる?
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
住宅の間取りにも流行というものがあります。
数十年前までの住宅。
公団と呼ばれた団地では、多くの家では台所(キッチン)と食卓(ダイニング)が同じ部屋になっていました。
今でいうリビングは応接間などと呼ばれていて別室になっていることが多かったと思います。
一戸建てでは、いわゆるサザエさんの家のように、台所(キッチン)は別の部屋になっていて、食卓(ダイニング)と応接間兼居間(リビング)が和室で一室になっている、という感じでしたね。
そこから時は流れて現代では、いわゆるLDKと呼ばれるように、リビングとダイニングとキッチンが同じ空間にあるのが当たり前になっています。
核家族化も進み、テーブルで食事をとりやすくなったのでしょう。
3世代家族では一つのテーブルで食事をするのも難しいですもんね。
さて、今後、時代が進むにつれて、どういう間取りに変化していくのかなと考えてみました。
住宅系のyoutube動画で、設計士のゲゲさんが1つの見解を出されています。
これが面白かったのでご紹介させてもらいますね。
ゲゲさん曰く、ダイニングテーブルが無くなっていくのでは、というお考えでした。
つまり、リビングとダイニングが1つにまとまる、というものです。
こんな間取りイメージですね。
https://www.asahi.com/and_w/20190514/515119/
食卓としてのテーブルであり、
テレビを見たり、家族と話をしたりするリビングでもあり、
客と対応する応接室である。
そんな間取りイメージなわけです。
あるいは、ソファテーブルを大きめの物にして、これを座卓としてダイニングテーブルにする。そんな空間の使い方もあるわけです。
こうした間取りを作成するとメリットが確かに多い。
当然、リビングとダイニングが融合するわけですから、家の大きさも小さくて済みます。
家具の数も減りますね。
今の家で生活する際に、確かにリビングのソファとテレビの間に妙な空間的な隙間があるんですよね。
適当な画像が無かったので、クリスマスの時の写真になりますが、このソファ前の空間です。
建売住宅の一般的な間取りを見ていると、おおよそLDKの広さは16畳。
そのうち、リビングとダイニングだけで11畳ほどを使います。
家の中のスペースとしては最大の大きさですよね。
ここを一つにまとめると、おおよそ6畳。
5畳ほどを削減できることになります。
坪単価50万として考えても125万ぐらいは浮きますね。
また、最も一般的な間取りでは、2階建て4LDKという間取りの場合、2階に居室が3つ。1階に1部屋と、LDK+水回り。
という間取りですが、だいたい1階の方が面積が大きくなりがちなので、総2階にならない場合が多いですよね。
さきほどのリビングとダイニングを融合させた形にすれば1階の面積が減るので、延床面積を考えると、総2階にしやすくなってくるのではないでしょうか。
そうすると、耐震的にも、施工の手間的にも、建築費用的にも良い結果になりそうですね。
ほかには、共働き家庭が大半を占めるようになり、また、定年年齢が高齢化することで、掃除の手間をできるだけ省力化しようとすると思います。
そうした時にお掃除ロボットがさらに求められるはず。
畳の部屋はどんどん減っていくかもしれませんね。
高齢者が増えるということはベッド生活の方も増えるでしょうし。
高気密高断熱な家では当たり前ですが、室内扉もどんどん無くなっていくでしょうね。
お掃除ロボットの邪魔でしょうし、冷暖房も阻害するでしょうから。
未来の住宅を考えると楽しくなりますね。
我が家は、そうだなあ。
夫婦二人になったらキッチンをリフォームして、カフェ風のキッチン・ダイニングにしてみようかな(*^_^*)
ま、キッチンに立つのは私なのですが(*^_^*)