3・11 あれから9年。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
もう、あれから9年も経つのですね。
今日から9年前、東日本大震災が起きました。
東日本から遠く離れた大阪なので、発生当時まったく揺れには気づきませんでした。
ゆるーく、ながーく、揺れているのと同僚が言い始め、仕事帰りにテレビをつけると・・・。
そこには恐ろしい光景が映し出されていました。
津波がすべてを押し流してしまった町並み。
いや、町であった場所。
建物の2階に上り、屋根に上り、ヘリコプターに向かって救助を求める人々。
1日過ぎ、2日が過ぎて、明らかにされる被害。
そして、原発事故。
ここ数年、原発に関してニュースになりませんが、非常に大きな問題が山積みです。
おそらく世界の中でも最も原発の危険さがニュースになっていない国なのではないでしょうか、日本は。
きちんと代替案を出せなければ、文句を言うべきでないかもしれませんが、太陽光発電が普及し、これから蓄電池も普及するのですから、もう原発は必要でないのでは。
すでに太陽光発電のピーク時に接続カットすることも増えています。
九州では冬ですら接続カットが行われたほどです。
日本のエネルギー政策を転換していくべき時だと思います。
そのためにも住宅の省エネ化が必要です。
高気密・高断熱の家は省エネかつ非常時にも強い。
日本のエネルギー政策や住宅の進む道が、正しい方向に向くことを祈ります。
また、これからマイホームを検討される方は、耐震等級3は必須でお考え下さい。
軟弱な地盤の場合は積極的に地盤改良を行ってください。
安全よりの地盤、耐震を心がけるようにしてください。
信頼できる設計士さんに、許容応力度計算をしてもらってください。
土地を選ぶ際には、ハザードマップを必ずチェックしましょう。
耐震等級よりも地盤よりも、まずハザードマップです。
どれだけ耐震にすぐれても、津波や洪水、がけ崩れ、堤防の決壊には勝てません。
安易に安い土地に流されないでください。
この数年、いろいろな土地や家を見てきました。
水路や池、川。
そうした軟弱な地盤に土をかぶせて分からなくして、建売住宅や大きな分譲地にしている場所をたくさん見てきました。
山手や谷になっているところでは、盛土にしている土地も多数たくさん見ています。
盛土と切土ではまったく地盤の強さが変わります。
ほんの数メートルの違いで、地震が起きたときに、倒壊する・しないの境目になります。
家づくりが終わったなら、次は災害への生活上の備えです。
最低、3日分の水・食料。
赤ちゃんや女性がいるなら、オムツやミルク、生理用品。
簡易毛布。
携帯式の発電機。
(懐中電灯にラジオ、通信手段の電源となるので便利)
こうした物を用意しましょう。
家族でどこに避難するのかを話し合っておくのも大事ですね。
南海トラフ大地震も予想されています。
地震はいつ起きるか分かりません。
今夜に起こるかもしれません。
明日かもしれません。
いつ起きても良いように。
いつ起きても身を守れるように。
小さな我が子が、幼い子どもが、年老いた両親が、祖父母が。病気を抱えた家族が。
災害が起きてからではなく、今日から備えていきましょう。
このブログをご覧になられている方は現役世代の方が多いと思います。
実際に行動できるのは私達の世代がほとんど。
コロナウイルス騒ぎで仕事に余裕ができる人も多いのでは。
ちょうど良い機会です。家族で備えていきましょう。ピンチはチャンスです。
さて、今日はガラにもなく色々書いてしまいましたが、現役世代が生きている間には起こるであろう大地震に備えられるようにしたいですね。