換気経路・冷暖房計画・全館風空調⑤【高気密・高断熱・間取り】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
らんすさん邸の間取りを勝手に考えてしまっている、くろーばーです。
らんすさん、ほんと色々すいません。
間取り検討、楽しぎて・・・(*^_^*)
さて、前回のおさらいから。
間取り図全容
1階。
前回ご紹介した区画。
次は、玄関です。
トイレの方向を変え、玄関ホールを広く使えるように変更。
これによって玄関に入ったときに開放感がでるのと同時に、動線的にもよくなります。荷物も搬出入しやすくなりますね。
デメリットとしては、玄関ドアを開けて洗面台がすぐに見えてしまうので、ちょっと生活感が出てしまうことです。
ここが気になるなら、洗面台をピアノ上に持ってきても良いかもですね。
ちょうどトイレを出て正面にもなるので動線的にもよくなりますし。
そうすればあいた壁にタペストリーやニッチなどで飾って、玄関ホールを華やかにすることもできそうですね。
玄関ホールにコートクロークを配置。使い勝手を良くしています。
シューズクロークを玄関トビラ側を天井高、右側のシューズクロークを腰高にして、その上部に横滑りかFIXのハイサイドライトにすれば、玄関の採光も良くなりますね。
トイレ内に24時間換気の排気口を設置。窓は気密・断熱・建築費用・メンテナンス費用・掃除の手間を考えて設けていません。
ただ、玄関まで縦のラインの耐力壁がなくなるので、もしかしたら耐震的にNGかもしれません。もし、この間取りを採用される時は、構造計算をしてもらって下さい。
ピアノの床は補強材を入れておくと良いでしょうね。
コートクロークの室外側に2階エアコンの室外機がきます。(子どもさんが増えた時に設置するエアコン用なので、将来的な位置。)
高気密高断熱住宅では基本的に室内扉は開けっ放しなので扉は引き戸を中心に。
外玄関の土間コンクリートは玄関ドアをあけるときに体を引く分のスペースを用意。
次に、浴室まわり。
こちらは造作関係を多めで考えてみました。
洗濯機の上は洗剤や柔軟剤などをおくための可動棚を設置。
物干しをする際に、明るい部屋が良いと思うので、大きめの横滑り窓をハイサイドライトとして。
ちょっと書き間違えていますが、ハイサイドライトを避けた位置(可動棚の上か、脱衣室の一番下か)に排気口。
ここがメインの物干し場になるので、ホスクリーンを2本通します。(干し姫さまでもOK)
で、造作の作業棚を考えてみたのですが、下のようなイメージ。
下手なイメージ図で申し訳ない。
干したタオル、バスタオル、肌着、下着類を収納できるチェストを用意。
奥様のドレッサーとして、また、座ってドライヤーができるようにイス、作業台、鏡、コンセント、引き出しを設けています。
(高さが90cmとか書いていますが間違いです。60~70cmですね。)
ハイサイドライトなのでプライバシーも守られやすいです。型ガラスの方が良いでしょう。
作業台は横に長くとり、アイロン作業台としても使用。コンセントも用意。
ホスクリーン2本で干したあと、すぐにアイロンがかけられます。
また、洗濯物を畳むスペースにもなります。
立ちながらでも座りながらでも作業できますね。
そして、壁掛け扇風機を設置しておけば、室内でも早く乾かすことができますし、風呂上りの体に扇風機に当たることもできます。この位置なら24時間換気の方向も阻害しません。
ここには描きませんでしたが、この背面の壁を厚く吹かして、ニッチをつくり、バーを通せば、タオルなどを収納できる壁面収納にすることも可能ですね。
壁は湿気に強いクロス、あるいは珪藻土・塗り壁などにしても良いですね。
最後に、キッチンまわり。
吸気口を勝手口の上部に。
カップボードの裏側にエアコン室外機(2階・主寝室用)
1階はざっとこんな感じでしょうか。
1階の間取りは大して変わっていませんが、2階はかなり変更があります。
長くなってきたので、続きは明日に発信したいと思います。