初夏の入居宅訪問②
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
10連休の最終日。
お休みを利用して記事を更新しますね。
さて、前回の記事の通り、入居宅訪問がありました。
その日の最高気温は、今季で最高気温の28℃。
快晴です。
外にいると身体が慣れていないこともありますが、熱中症になりそうなぐらいの陽気でした。
shanshanさんご家族が、我が家に来られたのが午後2時。
一番暑い時間帯ですね。
室内には、くろーばー家族を含めて、9名が室内にいました。
さらに、夕方6時までご一緒させて頂いている間、子どもたち5人は・・・室・内・運・動・会!\(^o^)/
走り回っていました(*^_^*)
その体から出される熱たるや・・・子育て世代の方は分かって頂けますよね(^_^;)
窓は正午前から締め切り。
エアコン稼働なし。
こんな状況だと、実家ならエアコンが必須です。
ちなみに、一条工務店で建てられた友人のお家でも、同様の気候ではエアコンが必要です。(日当たりによりますが)
shanshanさんの奥様が、
「家の中、涼しいね。」
と、仰られたのが印象的でした。
温熱環境について発信している者として、嬉しい感想です\(^^)/
エアコンはかけていませんが、高気密・高断熱のお家ならではの生活の工夫もあります。
この日の最低気温は13℃。
朝はまだまだ涼しいというか、ちょっと寒いぐらい。
午前中は窓を開けて、この涼しい空気を室内に取り入れます。
お昼前に窓を閉めきります。
高気密・高断熱住宅では、室内外の熱の出入りが少ない。温度を維持する力が強いため、今の時期ならエアコン要らずになります。
一条工務店のお家は我が家よりも、断熱性能に関しては上です。
数値で比較すると、Ua値0.30と0.39ほど。
Q値で1.4と0.8ほどの違いがあります。
しかし、一条工務店オーナーさんの多くから、夏が暑いという声を聞きます。
理由は簡単で、日射遮蔽ができていないからです。
南面の窓には軒を出したり、庇をつけたり・・。
日射を遮る仕組みが必要です。
そうしないと、高断熱な住宅ほど暑くなってしまいます。
断熱性能が高い=快適とは限らないので、注意が必要です。
この辺りも、我が家が一条工務店のお家よりも燃費が良い(=光熱費が安い)理由の一つです。
一条工務店は片流れ屋根を利用した大容量ソーラーパネルがウリになっているので、どうしても軒が短いんですよね。
日射遮蔽は設計段階でしっかり計画しておきたいところです。
また、当日は快晴で、相当な日射が屋根に降り注いでいました。
屋根の表面温度は50℃を超えていると思います。
こういった日には、2階(あるいは3階や屋根裏)が暑くなります。
が、屋根(天井)断熱をしっかりしておけば、夏の暑さを軽減できます。
一般的な断熱材なら、最低でも200mm以上は欲しいところ。
*グラスウール、ロックウール、セルローズファイバー、吹付断熱(アクアフォーム・フォームライト)など
冬場の暖房した空気が天井から逃げていくのを防ぐ効果もあります。
床や壁の断熱とちがって、ほぼ材料費だけのアップだけで断熱性能を向上できます。日射遮蔽と同時に、屋根(天井)断熱についても、しっかり整えておきたいところですね。
shanshanさんご家族をふくめ、これから家づくりをされる方にとって住み良い家になりますように!