どんな工法があるの?② 「柱勝ち」 【新築・一戸建て】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
前回の「どんな工法があるの?①」の記事では、木造住宅や鉄骨住宅の工法について、
大まかな分類をご紹介しました。
今回は、柱の部分に注目した工法についてご紹介します。
一般的な住宅は、「柱勝ち」の構造になっています。
こんな感じですね。
柱と梁(はり)の重なりは、下図のようになっています。
柱勝ちという呼び名より「通し柱を用いている」という言い方で
表現されることが多いかもしれませんね。
通し柱
通し柱とは、1階だけでなく2階まで通した柱のことです。
一般的に通常の管柱を用いるよりも、
通し柱を用いる方が耐震性に優れます。
こういうイメージですね。
日本ではごく一般的な柱勝ち工法ですが、デメリットもあります。
柱と梁の接合部に穴をあけることから、耐震性に影響することです。
また、柱と梁の接合部が一か所に集まっているので、
地震の揺れのダメージが接合部に集中するというものです。
こうしたことから近年の住宅は、金物工法といって
接合部に金物を用いた工法が一般的になっています。