泉北ホームの広告、みっつけた♪
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
先日、泉北ホームさんが広告を出していました。いわゆるチラシですね。
泉北ホームの仕様や金額を振り返りたくなったので見てみました。
泉北ホームの大きな利点の一つ。
完成引き渡し時の決済のため、住宅ローンのつなぎ融資が必要でないこと。
(仲介の土地の場合は別ですよ)
これ広告ではそんなに大きく取り上げてないですけど、非常に大きいメリットですよね。
住宅ローンは家が完成するまで組むことができません。そこで、つなぎ融資が必要になるわけです。
通常は着工時、上棟時の2回~3回にわたって中間金を住宅メーカーに渡すので、一般的に数十万円のつなぎ融資費用がかかってしまいます。
数十万って大きいですよね。これって別に住宅メーカーの利益でもなく全部銀行の儲けになります。
泉北ホームでは完成引き渡し時の決済なので、つなぎ融資がいらず、この数十万を建築費用に充てたり、あるいは借入額を低くすることができます。
広告にも書いている財務体質が健全でなければ不可能なことです。泉北ホームさんのココ、すごいですね。
次に設備。
ちょっとココの書き方は変えた方が良いのではないかとも思うのですが・・
一番上に、すべてコミコミ。スマイルパッケージ1555万。と書いています。
で、下にいろいろな設備が掲載されていますが、メジャー仕様やプレミアム仕様の設備が満載です・・。
これ、あとからお客さんに不信感を持たれませんかね(^_^;)
一応、小さい字でメジャー、プレミアムで標準仕様は変わりますとは書いていますが・・。
キッチンにトクラスが載っていますがトクラスは企業合併(買収?)があり、採用できなくなりましたよね。
チラシの掲載内容の更新頻度を高くされることをおススメします(^o^)/
JARO(?)に訴えられますよ(>_<)
しかし泉北ホームのウリの一つ。設備のグレードは本当に高いですね。
大手ハウスメーカーもたくさん見てきましたが、カップボードはオプションだとか、2階トイレはオプションだとかで、もともと高い上にさらに金額が上乗せになることばかりでした。
余裕のある方には良いのですが平凡サラリーマンの身の上にはツラすぎる・・
またローコスト住宅メーカーにありがちな価格は安いけど、設備を標準でないものを選ぶと高額なオプションになってしまうというパターン。
これは標準にして大量に入荷することで掛け値を下げているから実現できることなので仕方ないのですが、標準品と合わない人にとっては何のための注文住宅かとなりますよね。
泉北ホームではグレードも高い上に、複数の設備メーカーから選ぶことができるので、このリスクは軽減されると思います。
もちろん輸入家具とか、そういった特殊な内容はまた別ですけどね(*^_^*)
給湯器の記載もありますね。
くろーばーが住む地域では大阪ガスが大きいガス会社さんになります。
オール電化の波に対抗してか、いろいろな住宅メーカーで大阪ガスさんがキャンペーンを行っているのを見かけます。
たとえばガスを使うエネファームを採用したら床暖房をいくつかサービスしてみたり、浴室乾燥のミストカワックをサービスしたりなどです。
これらの機器とくに床暖房は大量にガスを使うので大阪ガスさんとしては採用して欲しいわけです。
特に新築時はオール電化かガス併用かの大きな瀬戸際です。ガス会社さんも必死なのでしょうね。
泉北ホームもそのスケールメリットを活かして、非常にエネファームが安く導入できます。知っている住宅メーカーの中では一番安いような気がします。
泉北ホームの山本社長はこうした設備などを安く仕入れる交渉がすごく上手だと聞き及んでいます。
「関西の商売人」といった交渉の仕方をします。
というのは泉北ホーム関係者のお話です。
社長さんに叱られてはいけないので(!?)個人名は伏せさせて頂きます\(^o^)/
山本社長さま、褒め言葉なので良いですよね?
こういうことは営業が交渉するよりトップセールスをする方が会社にとって益ができやすいですよね。
顧客である私たちにも当然、還元されているのでとてもありがたいですね。
泉北ホームの地域性やスケールメリットが活かされているところの一つのように思います。
住宅メーカーの広告では上記のように、光熱費のことを取り上げることがよくあります。
それ自体は悪くないのですが、専門家であれば偏ったシミュレーション結果ではなく、建物の性能と光熱費のより正しい計算値を示して欲しいなと思います。
これは泉北ホームだけではなく、すべてのハウスメーカーに対してです。
例えば高断熱をウリにしている一条工務店が光熱費でトータル1000万もお得になると謳っている広告が以前にありました。
思わずJARO(?)に報告しようかという誇大広告です。
(今日は大人気のJAROです(*^^*)
住宅の専門家なら「QPEX」や「建物燃費ナビ」などのソフトを用いて、Q値・Ua値・C値や日射取得量から光熱費シミュレーションをして欲しいと願っています。
このぐらいの住宅性能にすれば、光熱費はこれぐらいになりますよ。そのために建築費用はこれぐらいになりますよ。
といった感じです。
自動車ではエコブームもあって燃費性能が重視されるようになりました。
すでに新住協の工務店やパッシブハウスジャパンの建築士など、先進的な建築関係者たちは、先ほどのQPEXや建物燃費ナビを使って、建物性能と光熱費を計算で表すことをすでに始めています。
住宅メーカーもこうした改革が必要でしょうし、顧客である私たちもしっかりとした知識が必要です。しっかり調べて家づくりに臨みたいですね。
ちなみに、くろーばー家はUa値が0.39。C値が0.29。Q値は概算で1.4。
Ua値・Q値は机上の数値で、実際にはもう少し性能が良くなっています。
*高断熱玄関ドアのイノベストD50を採用できたこと。屋根断熱が書類数値よりも厚く施工していることなどによる。
冷暖房費は平均的な新築住宅のおよそ半分になります。光熱費で3分の2ぐらいかな。新生活が始まったら光熱費や冷暖房費について取り上げたいと思います。
建築費用と将来的なコスト(光熱費・メンテナンス費用)の関係をつかんでおけば、施主側は適切な住宅性能・住宅設備を決めることができます。
できれば専門家である住宅メーカー側から提案される世の中になって欲しいとは思いますが(*^_^*)
ここ数年で住宅業界の断熱・気密性能は格段に進歩していますから、これからに期待ですね(^o^)/








