停電クライシス!
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
さて、以前から記事にしていますが、今夏、電力の供給が追いつかずに停電の危機になっています。
最近急に、ニュースでも盛んに取りあげられるようになりましたね。もう、昨年から、ずっと分かっていたことなのに・・・。
目の前に迫って、ようやく危機感を覚えるという感じですね・・・。国もマスコミもいい加減なものです^^;
すでに数年前から電力需給が厳しいというのは何度もありましたし、なんなら原発を止めた10年前から考えるべき内容なのですが。
最近のニュースで国からの案としては、節電へ協力してくれというだけのもの。おいおい。施策なしですか・・・。
いちおう節電したらポイント還元?的なものも検討しているらしいですが、どういう制度になるのやら。
北海道の方では今日は節電要請なしのようですが、依然として、東京電力管内は厳しいようです。
今の状況で言うなら、節電も大事ですが、やはり短期的に見ればピークシフトの方が大事かなと思います。
電力需給が厳しくなるのが夕方の時間帯。午後4時ごろから午後8時ごろ。仕事から帰宅したり、夕食を用意したり、家庭での需要が高まる時間帯です。
今の時期はエアコン冷房による電力消費が多いのですが、こんなのは高気密・高断熱な家にとればカンタンなことで、早めに冷房をかけておいて、あとは保温しておくだけです。
エアコンで家をしっかり冷やしておけば、数時間ぐらい無冷房でも問題なく過ごせますからね。
例えば、本当に4時から8時まで本気で節電して下さいとなれば、4時までに家中を25℃ぐらいまで冷房しておく。
4時に冷房を切る。
午後8時まで無冷房で過ごす。
これでも、室温は27℃以下で保てますし、なにも我慢することはありません。
我が家は、いちおう気密や断熱では高性能な住宅になっていますが、建築費用で言えば高くない、というか平均よりもだいぶ安い住宅です。
少し前になりますが、住宅支援機構の2017年の資料によると、大阪の平均坪単価は91万円。(諸費用を入れての単価だと思います)
我が家は太陽光発電システムなどを入れても、坪単価70万そこそこです。
(今は物価高騰やウッドショックなどもあるので、価格が変わってきていることには注意です。)
建築費用をそれほど掛けなくても、ピークシフトできる程度の性能が持てるわけです。
これから国が施策として積極的に動かないかぎり、電力需給について状況は厳しくなるばかりです。
いざ、電気が止まって一番困るのは我々、一般庶民。
太陽光発電はともかく、蓄電池はまだ高いので持っていない方がほとんどですし、いざ電気がストップしたら、暮らしがにっちもさっちもいかないですよね。
そうなってからでは、どうしようもありません。
まず出来ることとしては、これから家づくりをされる方は、きちんとした性能を持った家にすること。建築予算で無理しないこと。ですね。
すでに家を建てられた方は、断熱改修をすることです。
1番有効なのが窓のリフォーム。
樹脂サッシの窓にすると結露の発生も防げます。
一枚(単板)ガラスの窓なら2枚(ペア)ガラスに。
low-eという金属膜の入った仕様にすると、断熱性能はグッと上がります。
なかなか窓の付け替えまでは難しい時は、内窓を追加で付けると良いです。
DIYが得意な方なら、プラバンとか、アクリル板などを開けない窓の内側に設置すると、これも断熱強化になります。
あとは、日の当たる窓に、簾など日差しを遮るものを付けることです。とくに家の外で遮れる簾、シャッター、シェード!オーニング・・・といった物が一番有効になります。
ガーデニングなどがお好きな方なら、ゴーヤーやヘチマ、ヒョウタンといった、いわゆるグリーンカーテンを作って日を遮るのも良いですね。
最近、節電要請に合わせて、間違った情報や、特定商品への誘導といった記事を見ることがあります。
しっかり知識を身に着けて、健康、快適、省エネ、経済的な家に住みたいですね!