光熱費4月分【高気密高断熱】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
我が家の4月の光熱費の紹介になります。
(4月2日~5月5日使用の34日分)
我が家の光熱費に関わる条件はこんな感じ。
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〇延床面積31坪・2階建て・一戸建て
〇4人家族(夫、妻、小学生と就園児)
〇平日の日中は在宅なし
〇オール電化住宅(ガス代はかかりません)
〇電力契約(関西電力の時間帯別電灯)
〇給湯器はエコキュート(APF3.3)
〇断熱・気密性能(Ua値0.39、C値0.29)
〇断熱性能はheat20のG2グレード以上
〇大阪(温熱区分6地域)
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今月の実際にかかった金額がコチラ。
6679円。
34日分なので31日換算で、6090円。
太陽光発電の自家消費分をプラスすると、7000円弱となりました。
暖房は使っていなかったと思いますが、今年の4月は例年に比べて気温が低かったため、少し給湯費が高かったのかもしれませんね。
根本的には、再エネ賦課金に、燃料調整費の高騰が大きく影響している感じです。
前年に比べて消費電力は42kw下がっていますから、普通に考えれば1000円近く光熱費が下がるはずなんですが・・・これからますます電気代、ガス代は上昇していくことが間違いないですね。
ウクライナ情勢から端を発して、フィンランド、スウェーデンのNATO加盟に向けた動き、それに対するトルコの動き。
NATO強化に向けてロシアがどう動いていくのか。
それを見た中国は。
北朝鮮はもともとですが、韓国の動きも気になります。
インドも中国に対しては批判的な立場ですが、ロシアとは友好的な向きですし。
エネルギー資源、原料、食料をたくさん輸入し、商品を輸出することで富を得ている日本ですから、これから国際情勢をよく読み取らないと、さらに厳しい社会情勢になることは間違いないです。
少し小難しいことを書いていますが、電気・ガスの単価はまず間違いなく上がりますし、その値上げ幅も恐ろしく高額になりそうな気配があります。
直近では、ほとんどの電力会社が6月、7月をめどに電力単価を大幅に上げることが確定しています。
我が家が契約している関西電力のオール電化プランでも同様で、深夜電力がなんと50%増しになります。
5割増しですよ。
諸外国なら暴動が起こるレベルです。
なので、深夜電力を上手く活用してきた我が家ですが、この夏から光熱費がいっきに2割か、3割ほど高くなるはずです。
また、夏や冬の電気需要が多くなる時期には停電すら危惧されています。
ここ1年、2年、電気需給がひっ迫し、停電になるかもしれないというニュースが頻発しました。
今年の夏、冬も同様です。
電気・ガス代が高くなるどころか、停電で電気が使えなくなる可能性すらあるわけです。
ブログ当初から高気密・高断熱の家にすることで、将来的な冷暖房費の上昇に備えることは大切だと書き続けてきました。
電気・ガスの単価が恐ろしいほどに高くなってきていて、これからさらに高くなることが予想されます。
物価上昇も考えると、やはり、高気密・高断熱・パッシブ設計の重要さが増してきています。
これから世界情勢が不安になるたびに右往左往することなく、我慢する省エネではなく、そもそも使うエネルギーが少ない小エネな住まいへ。
これから家づくりされる方には意識されて欲しいところです。
ZEH住宅やG1住宅ほどの断熱性能であれば、いまは当たり前にできる時代ですし、それすら達成できない住宅会社は選択肢に入れない方が良いでしょう。
予算によりますが、一生涯の住宅コストを考えると、いまだとG2グレード辺りが最もコスパに優れてくると思います。
これから資源の調達が難しくなるようであれば、G3が最適解ということすら有り得ます。
こうした選択肢の中で、どのような家を建てるかは施主しだいですが、自分たち家族の健康、財産、快適性。そうしたことをしっかり考えて決めたいですね。
今後、電気・ガス代が急騰することがあれば、高気密・高断熱・パッシブ設計が重要視されるようになるでしょうね。
夏、冬の光熱費で歴然な差が出てきますから。
対策の一つとして東京都が太陽光発電の義務化を打ち出していますが、日照条件が厳しい東京でどれほど効果があるのやら。
創エネも大事ですが、まずは「小」エネが大事なので、それに見合った家づくりが進んで欲しいですね。




