電気代の大幅値上げまで秒読みです。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
だいぶ暑くなってきましたね。
この週末、30℃を超えて真夏日を記録しています。子どもの運動会もあったので、なかなか体に堪える一日でした(^_^;)
それでも家の中ではまだ涼しさが残っているので快適です。高気密高断熱、バンザイ\(^o^)/
さて、尊敬する施主ブロガーさんのお一人に、さとるパパさんがおられます。
三井ホームでマイホームを建てられた超・知識人のさとるパパさん。今回は電気代についての記事を書かれていました。
この夏から、多くの電力会社で値上げが行われます。とくにオール電化の電気プランは大幅な改定がされます。家計的にはもちろん改悪ですね。
すでに昨年までに、オール電化用の電気プランは多くの電力会社で新規の契約を打ち切りにしていました。
状況はさらに深刻になってきているので、今後お得なオール電化プランというのは無くなってしまうと思います。
もともと、発電量を制御しにくい原子力発電で深夜に電気が余ることから、深夜電力の安いプランが存在していました。
現在は多くの原発がストップしている上に、日中は晴れていれば太陽光発電があります。しかも、この5年、10年で太陽光の発電量は大幅に増えました。
むしろ日中は電気に余裕ができるほどです。電気の供給がピンチになる時間帯は夕方から夜にかけてです。
陽が落ちることで太陽光による発電がなくなり、働いている人が家に帰ることで、家庭での電気の使用が増えることで、電力需給が最も厳しい時間帯となっています。
今年の夏、冬もすでに停電が予想されるほど、逼迫した状況になっています。特に東京電力管内では余力が3%を下回る予想がなされているそうです。
関西と関東では電気の周波数が異なるため、電気の融通がしづらいらしく、その辺りも電力の余裕がない理由の一つになっています。
電気代は上がるし、そもそも電気が止まってしまうかもしれない。
しかも、夏の暑いとき。冬の寒いときに。
先進国と呼ばれ、これまで世界でも有数に安定的に電力を供給してきた日本ですが、生活の基盤となるインフラが危うくなってきています。
こうした現状で、東京は太陽光パネルを付けることを義務付ける条例を作っていますが、そもそも、小さいエネルギーで過ごせるような家づくりをしておけば済むことです。
もちろん家づくりだけでは問題の根本は解決しないので、先を見越した国策を練っていかないといけませんが、一家庭としては、高騰するばかりの冷暖房費を下げることができ、停電しても、家の中が急に熱くなったり寒くなったりしない高性能な家づくりは、人々の生活にマッチしていると言って過言ではないでしょう。
私が契約している電力会社は関西電力です。
すでに私が契約してきた時間帯別電灯という電力プランは2019年から新規契約が出来なくなっています。
さらに今年の7月1日から契約内容が変更されてしまいます。
現在は日中だと、
1kwあたり
22円(90kwまで)
28円(90kw以上230kw以下)
32円(230kw以上)
という電力単価で、
深夜電力だと、1kwあたり11円でした。
この深夜電力の圧倒的な安さがあるからオール電化の価値があったのですが、残念ながら、7月からはとんでもないほどの値上がりになります。
日中はあまり変わりませんが、夜間は1kwで約15円!
深夜電力だけで考えると、なんと1.5倍も電気料金が上がります。我が家は生活にかかる電気の半分ほどを給湯に費やします。
主にお風呂の湯沸かしですね。なので、この夜間の電力がの値上げが電気代に直結してきます。
我が家だけでなくオール電化住宅であれば、給湯は基本的に深夜電力を使っているので、似たような結果になるかと思います。
電力自由化となって多くの電力会社ができましたが、どの会社であっても基本的には同じです。
これから給湯器のエコキュートを採用されるなら、翌日の天気予報に合わせて、給湯時間を調整できる機種にされると良いと思います。
もちろん太陽光パネルを付けて、ですね。
太陽光パネルは補助金の制度が将来どうなるか不透明ですし、廃棄処分代もどうなるか分かりません。
なので、家で使う最低限度だけパネルを載せておくと良いと思います。
蓄電池は高くてコスパとしては悪いので、電気代回収としてはまだ手を出さないほうが良いかもですね。災害対策などを目的にするならありだと思います。
そんなこんなで、この夏から始まる電気料金の値上げにしっかり対応していきたいですね!


