家の気密はどれぐらい維持される?【高気密高断熱】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
家の気密性が重要なことは、ここ数年の間に、たくさんの方に知られるようになりました。そのため家の気密性能、つまりC値をちゃんと意識して家づくりをされる方が多くなりました。
気密性が高いと、きちんと換気がされて空気がキレイになったり、隙間風が入らなくなるので冬暖かく、夏涼しい家になったり良いことずくめです。
さて、話をさらに進めて。
ではその家の気密は何年の間、維持されるのでしょうか。ここはとても大事なところです。新築の時は気密性が高く、家の性能は良いが、数年経つと気密が悪くなるのであれば意味がありません。
一条工務店の有名な施主ブロガーのさすけさんも、この辺りを記事にされていたことがあります。
ある一条工務店の施主さんが新築から5年後に気密測定をしたところ、C値1.5まで落ちていたという情報もあります。
この辺り、もっと母数が多いとはっきりした傾向が出ると思うのですが、さすけさんのブログ更新を待ち望んでいるところです。
さて、そんな気密の性能維持についてですが、先日、ウェルネスとホームの早田さんがYouTube動画を出されていました。
9年前に建築したモデルハウスの気密測定です。築9年でどのような気密性能になっているか、気密測定を行なった動画です。
【実測】築9年モデルハウスのC値(気密)は経年劣化で下がった?
この動画では何と9年経った現在でも、C値は0.17という超高気密を維持しています。
一条工務店は平均C値が0.6ほどです。0.7を下回らないと是正措置をとるマニュアルになっているそうです。先程の築5年でC値1.5になった方も、新築時はC値0.66でした。
ウェルネストホームの家はもともと新築時もC値は0.2を下回るレベルだったと思います。かなり気密劣化に差がありますね。
気密の取り方も、コーキングや防湿気密シート、気密テープなど使う建材が異なりますし、構造材で押さえているかどうかなどでも変わりますから、劣化に差は出てくるものと思います。
消耗品ではないので、あまりにもすぐに劣化されては困る気密性能。気密が維持されやすい方法で新築したいものですね。
実はこの辺りが非常に興味あるところなので我が家で実証実験?を考えています。
具体的には来年、築5年を迎える我が家で気密測定を行おうと考えています。ちょっとドキドキします。
生活実感としては、やはり新築時よりは気密は落ちているように感じます。それがどの程度なのか。その辺りを書くまではブログを続けていきたいなと思っています。