新築一戸建ては建てた後の暮らしを考えよう。【光熱費】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
先週は寒かったですね。
めったに雪が降らない大阪でも連日のように降雪がありました。
雪を見るとテンションが上がるのが大阪人です。
でも、やっぱり寒い!
来週は最高気温が20℃にも達する日があるようで暖かく過ごせそうです。
さて、今年の冬は寒さが厳しい日が多かったようで、施主ブログを拝見させて頂いていると、1月や2月の光熱費が大変なことになっている方が多いようです。
気密・断熱性能が良くない家。
家のサイズが大きい家。
こうした家の場合、光熱費がかなり高騰しているようです。
全館空調しているようなお家だと2万は当たり前。3万円に達しているところも多いです。
また、50坪サイズの二世帯クラスの広さになると4万や5万に達しているご家庭もありました。
これが一生涯つづくと、光熱費だけでも大変な費用になります。
我が家で月に5万というと、住宅ローンの支払いぐらいの金額ですからね。家がもう一軒、買えてしまいます。(35年で均した場合ですが)
家の契約、購入の前によく聞くフレーズがありますよね。
「家賃並みのお金でマイホームが持てます。」って。
建物だけなら確かに家賃並みで持てます。
でも、家のスペースが広がるわけですから光熱費も上がる。
固定資産税もかかる。修繕費も自前。
こうした所をよく考えてマイホームの購入・契約をしたいですね。
我が家の1月の光熱費は1万2000円ほどでした。
もちろん、在宅中は全館風の暖房です。
家中どこにいても同じ室温。
リビングでも、トイレでも、浴室でも、廊下でも、玄関でも、22℃ぐらいあります。
乾燥する太平洋側の冬ですが、室内の湿度は50%以上をキープ。
乾燥感はゼロです(^^)
そんな環境で過ごしながらの光熱費1.2万。
さきほどの4万も、5万もかかるお家と比べると、一生涯の光熱費コストで考えると、年間で数十万かわってきます。
50年住むとすれば、1000万以上の違いです。
1000万もコストが少なくて済みながら、快適性も良く、健康にも良い。
これこそが高気密、高断熱、パッシブ設計の良さであり、家をコンパクトに建てることの良さですよね。
もちろん十分な収入があったり、家族構成や人数、ライフスタイルが各家庭にはありますから、すべてが上手くまわるわけではありません。
しかし、気密、断熱、パッシブ設計、コンパクトな間取りにすることで、家計収支は明らかに改善します。
毎月の住宅ローンや教育費、老後費用で苦労することが明らかに減ります。
肉体的な健康も維持しやすいし、精神的なストレスも減ります。
お金で困ることも減りますから家族の中でギスギスすることも減るでしょうね。
家庭内が上手くいかない一番よくあるパターンがお金に関するトラブルですから。
当ブログでは家の性能についてよく書きますが、家のサイズ選定もとても大事です。
建築費。
光熱費。
メンテナンス費。
これらは家のサイズで劇的に変わりますからね。
しかも建てたあとのリカバリーは非常に難しいことですから。
家は小さく建てて、豊かに暮らすのが良いです。
もちろん圧倒的な資産をお持ちの方は例外ですが(*^^*)
逆にそういう方にはしっかりお金を落としてもらって経済を回してもらいましょう。
でも、家の性能が低い家はけっきょく冷暖房のエネルギーにお金を使ってしまうので、これは日本経済の役には立たないんですよね(^_^;)
これってある意味、いちばん最悪なパターンですね。
経済にも、環境にも、資産価値にも、家族の健康にも、日本の医療・福祉制度にも、悪影響あり過ぎですから(゜o゜)
マイホームは一度持つと、数十年も住み続けることがほとんど。しかし、購入や契約までは短いものです。
建売住宅なら早くて数日。
売り建てなら数か月。
注文住宅ならざっと1年。
実際に購入したり、契約するまでにしっかり家づくりについて勉強されることを強くおススメします。新築時にしかできないことがホントにたくさんありますからね。
これからマイホームを計画されている方を応援しています(^^)/