夏すずしく、冬あたたかい家を目指して①
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
快適なお家を目指す、くろーばーです。
さて、快適なお家とは何でしょうか?
地震で倒れない家。
雨漏りしない家。
法律的にも取り決めのある部分で、お家づくりの基本性能ですよね。
家事動線がスムーズな家。
収納スペースが多い家。
快適ですね。
ディスポーザーのあるキッチン。
汚れが付きにくいトイレ。
さらに快適ですね。
快適性を高めることは、様々な視点が必要だと思います。
今回は、その中でも温熱環境、つまり、
「夏涼しく、冬あたたかい家。」
これを考えてみたいと思います。
暑い夏に家(部屋)を冷やすには、エアコンを使うことになります。
しかし、エアコンを使い続けると大量の電気を使ってしまい、電気代がバカになりません。
一般家庭でエアコンを24時間かけっぱなしにするというのは、家計的に難しいですよね。
そこで、お家を高断熱にする必要が出てきます。
断熱材の種類については、以前の記事で簡単にですが、取り上げました。
断熱の性能は、断熱材の
「熱伝導率×厚み」
で、求めることが出来ます。
熱伝導率とは、熱(熱さや、冷たさ)の伝わり方を表しています。
フライパンや鍋などは、熱が伝わりやすい素材で出来ています。
反対に、住宅で使う断熱材は、熱が伝わりにくい素材です。
つまり、熱伝導率が低い素材です。
住宅で使う断熱材は、種類で、さほど熱伝導率は変わりません。
(数値は、以前の記事を参照)
つまり、お家の断熱性能を上げるには、断熱材の種類より、厚みが大切になります。
厚みと断熱性能は比例します。
高性能グラスウール200mmは、高性能グラスウール100mmに比べると、断熱性能が2倍になるわけです。
断熱の性能を高めることで、冷やした熱(冷気)が外に伝わりにくくなり、エアコンの負荷を下げられるというわけです。
こうしてエアコンに使う電気代を下げる事が出来ます。