パッシブ設計の基本 ~日射遮蔽と日射取得~
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
今朝の大阪は最低気温が20℃。
急に秋らしくなりました。
早朝が寒いので職場で体調を崩される方が増えています。
明日の最低気温は、18℃になるそうです。
かなり寒暖差が大きいので、風邪には気をつけたいですね。
北海道ではすでに暖房を入れている地域もあるとか。地域性はすごいですね。
さて、今回は高気密・高断熱とセットで考える必要がある日射取得・日射遮蔽の設計について。
高気密・高断熱になるほど家から熱は逃げにくくなります。つまり、エアコンで冷房すると保温できるということです。
しかし、一方で熱が逃げにくいため、太陽の直射日光が窓から入ると、日射熱によって家が温められ、その熱が高断熱のため逃げにくいという悲惨なことになります。
これは高気密・高断熱の性能で、しかも屋根の軒が短い一条工務店のお家で、よく起きる現象です。
(これを解消するため最近では、アイプレートという外壁にシェードを吊るすバーをオプションで付けることが出来るようになっています。)
これを防ぐための設計の原則をご紹介します。
一条工務店だけでなく、どのお家でも使える設計上の工夫ですので、これからお家を建てられる方は、ぜひ意識されることをおススメします。
夏・涼しく
冬・暖かい
冷暖房費が安い。
そんな家づくりの基本的なことが見えてくると思います。
今回は、酔っぱらった勢いで手書きしてみました。
我ながら絵心がないのがよく分かります(^_^;)
建築費用が抑えられる総2階の形のお家を例にしました。
夏至の日のイメージ図です。
軒やひさしが有るのと無いのでは、太陽の日射熱の入り方が変わることが分かります。
冬至の日のイメージ図です。
南側にある建物との距離がないと1階に太陽熱が届かないことがありますが、理想的には、このようになります。
夏場では熱い日差しをさえぎっていた軒やひさしが、冬の暖かい日差しはさえぎらないことが分かります。
2階建ての場合、1階が広くなる間取りが多いと思います。
1階に下屋根(下屋)がついているパターンだと、夏の日差しを防ぎやすいです。
パターンとしては少ないですが、こんなパターンも。
2階にバルコニーがあると、夏の暑い日差しを防ぐ役割を持たせることもできます。
うーん。
あとで見返してみると、すごく・・・雑な図ですね。
酔いが醒めてくると恥ずかしくなってきました(*^_^*)
ともあれ、日射取得・日射遮蔽を意識したパッシブな設計をされることを強くおススメします(^o^)/