家を建てるなら耐震等級3を必須にしましょう。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
蒸気機関車の代名詞「D51」です。
現代のデザインってシャープで繊細なものが多いと思うのですが、こういう骨太なフォルムも好きなんですよね。
かっこ良いです。
堺市にある浜寺公園に、ちょくちょく行くのですが、いつも心の洗濯をさせてもらっています。
花を愛でられるようになったのは年のせいでしょうか(*^_^*)
さて、本題です。
何度かブログで書いている通り、ここ数十年内に起きるとされている南海トラフ大地震をはじめとして、地震に強い家づくりを推奨しています。
建築の素人でも分かる耐震の指標が日本にはあります。
それが耐震等級です。
現在の住宅は耐震等級1を満たさなければ建てることはできません。
長期優良住宅に認定されるには耐震等級2を取得する必要があります。
一方で、この耐震等級の制度ができてから、すでに耐震等級1の建物も、耐震等級2の建物も倒壊しているケースがあります。
とくに顕著だったのが、熊本地震でした。
震度7の地震が2度にわたって起きた非常に大きな地震でした。
すでに倒れると分かっている性能の家を建てるというのは良策とは言えません。
また、耐震等級の認定をとっている家ということは、その家は比較的に新しい家だったことが分かります。
家は年数とともに劣化が進みます。
つまり年数とともに耐震性も劣化していくわけです。
建てたばかりの耐震等級2ですら倒壊しているのですから、これから建てられるであれば是非にも耐震等級3の家を建てたいものです。
また、単純に建物の強さである耐震等級を高いランクにすることも大事ですが、土地の地盤にも注意が必要です。
軟弱地盤であればしっかり地盤改良をする。
許容応力度計算をしてもらう。
柱や窓の直下率を上げておく。
そんなところに家の予算をしっかりかけたいものです。
その耐震性がしっかり長持ちするように、シロアリや結露の対策をしっかりとっておきたいですね。
家のハード面がしっかりすれば、あとは住まい手のソフト面です。
非常持ち出し袋を用意し。
水・非常食を用意し。
家族で避難場所を確認しておく。
来年は東日本大震災が起きて10年の節目になります。
そろそろ記憶の風化が起きるころでしょう。
しかし、いまだに原発事故の処理は終わっていません。
過去の教訓を生かして、未来に活かす。
これこそが人間に与えられた特権。
地震への備えを今一度、行いたいですね。