温度と、湿度と、換気と。【コロナにも有効】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
今年はコロナ禍の一色で終わった1年となりました。
来年は世の中が明るくなってくれると祈りたいと思います。
さて、コロナ関連の記事を読んでいると多いのが換気についてですね。
適切に換気できていれば良いのですが、職場に限らず住宅でも換気ができている自宅はまだまだ少ないように思います。
家の気密と換気の大切さは過去の記事でもずっと書いてきましたが、コロナ禍でも同じですね。家の性能をしっかり確保して家づくりをして欲しいものです。
換気がしっかり出来てくると、家の温度と湿度が気になってくるところです。
家の性能が向上するにつれ、家じゅうを暖房できるようになってくると今度は湿度が下がってきます。
湿度が下がると風邪やインフルエンザもかかりやすくなりますし、コロナウィルスもおそらく同様でしょう。
家の中の温度と湿度をしっかり保って、体に優しい温熱環境を整えておきたいですね。
昨日もご紹介しましたが、我が家の在宅時間の温熱環境は下のような感じ。
これは暖房をかけ始めた頃なので、もう少し室温は高くなります。
で、浴室開放をしていると、かなり加湿されるので、こんな感じになります。
24時間暖房をしていると、我が家はだいたい上記の通り、室温は22℃ほどで一定します。ちなみに画像は我が家の階段下であり、玄関ホールになります。
つまり、我が家では最も冷気が集まる場所になります。
が、室温としては22℃ほどをキープするので、家じゅうどこにいても快適な温度というのが分かります。
次に、湿度。
おおよそ絶対湿度が8g/m3 ~ 10g/m3 になります。
で、浴室開放や、室内干しをすると、上記の画像の通り、絶対湿度12g/m3ほどになる、という感じです。
ちなみに同時刻の2階がどうなるかと言えば、こんな感じ。
2階は暖房を使いませんが室温が21.5℃で、1階との温度差は0.7℃です。
一応、高気密・高断熱の暮らしに慣れてくると、このぐらいの微妙な温度差でも肌感覚で違いは分かるようになってきました。
普通の家に暮らしている限り、0.7℃なんて体感で差を感じる人はいないでしょうしね(*^^*)
寒くはないですが長時間、座って作業するとなると、少し肌寒さを感じるかも?というぐらいの室温です。
軽作業しているならちょうど良いぐらいの室温ですね。ただ、24時間暖房を続けていると、このぐらいの室温がちょうど良くなって来ます。
気温のほか、床や壁などの表面温度、それに気流の速さ、湿度との兼ね合いで体感温度は変わってきますからね。
2階の湿度は57%という表示になっていますね。
温度差を考えると、相対湿度としては1階とほぼ同じぐらいです。
まあ、この温湿度計は「みはりん坊W」ほどの精度はないと思いますし、2階には湿気が出るものがないので、実際にはもう少し湿度は低いような気がします。
とはいうものの、もちろん乾燥を感じるような湿度でもないので快適そのものです。
湿気はけっこう拡散しやすいものなので、そういうところも影響しているように思います。
前の記事でも書きましたが、家のサイズが大きくないため、生活から出る水蒸気で加湿されやすいというのも冬場は非常に利点になりますね。
逆に夏場、というよりも梅雨ですが、この時はエアコンの再熱除湿を使うと良いですし。
暮らし始めて4年目の冬。
湿度コントロールの仕方が分かってきたので、いちだんと快適な暮らしができそうです。
体調管理が家でできると仕事もプライベートも充実するので、家の温熱環境というのはホントに大切ですね。
とくに子どもが体調不良になると仕事を休んだり、イレギュラーな生活になるため、共働き家庭においては緊急事態になりますからね(T_T)
快適な温熱環境を維持できる家の性能に感謝です!