住み始めて3年。キッチンまわりを振り返ってみた。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
奈良公園にある、とあるレストランに行ってきました。
1700円ほどのランチ。
場所代というのもあるので、ちょっぴりお高め価格でしたが美味しい。
うどんは葛が入っていて、もちもちした歯ごたえがあって、しかもツルツル。
美味しゅうございました。
天ぷらも抹茶塩で。
奈良の名物、柿の葉寿司も頂きました。
柿の葉寿司は今まで苦手だったのですが、ここのお店は酸っぱすぎず、良い味付けでした。ガリもお花型にされていて見た目でも楽しい。
食後のデザートに出された葛餅が、また絶品でした。
クリームが入った柔らかい葛餅で、ほのかな甘みが特徴的でした。
携帯の画質があまり良くないので伝わりにくいですが、透き通った色で涼しげ。
暑い夏にピッタリの一品でした♪
ちょいとお高かったですが、味も見た目も堪能させていただきました。
ご馳走様でした(^^♪
さて、C値0.29。Ua値0.39のG2グレード以上。
高気密・高断熱の我が家に住み始めて、2年10か月。
もうすぐ3年が経とうとしています。
今までの住宅とはまったく異なり、非常に快適で、冷暖房費も安く、ありがたく住まわせてもらっています。
改めて、建てて頂いた泉北ホーム、担当者の皆様、そして、温熱のプロたち、先人の施主ブロガーさま方に感謝しています。
住み始めて季節も3周りしたということで、高気密・高断熱の家の暮らしや、我が家の設備・仕様について振り返りをしてみようと思います。
すべては無理ですが、ざっとまとめられればと思います。
今回は振り返りの第二弾となります。
今日はキッチンまわりを振り返ってみます。
①トクラスのキッチン
人造大理石のキッチンになります。
黄緑のパステルカラーなシンクにしています。
ステンレス製だとカラーを付けることが出来ないので、色については大満足です。
また、ワークトップと継ぎ目がないので汚れが溜まらないのが良いですね。
昔は熱に弱いと言われていましたが、特に使っていてそのように感じたことはないですね。
一番のデメリットは鍋などを洗っている時に、シンクに擦ると黒い跡が残ることです。
ほおっておくと、シンクの至るところが数か月で黒い跡だらけになってしまいます。
ただ、この黒い跡はメラミンスポンジ(いわゆる激落ちスポンジ)ですぐに消すことができます。
ステンレス製のキッチンの場合は、こうした作業がないので楽だと思います。
一方で、細かい擦り傷が蓄積していくので、ステンレス製はこの部分がデメリットですね。
作業効率ならステンレス製。
見た目の鮮やかさであれば人造大理石。
といった感じですね。
②IHクッキングヒーター
個人的には最高に使い勝手が良いです。
ガスコンロの油ぎった五徳を洗うのはホントに大変でしたからね。
IHの場合、布巾でサッと拭くだけで掃除終了です。
しかも平らなのでホコリやゴミも溜まりにくい。
また、ガスと違って上昇気流が起きにくいので、レンジフード内に油が上がっていきません。油受けにほとんど油がたまらないほど。
年末大掃除でレンジフードは手間暇かかるところですが、IHの場合、ホントにラクです。
忙しい共働き世帯にはもってこいです。
また、炎を出さないので夏場に調理していても、コンロ周りが暑くならないのも良いですね。
ガスコンロの前に立って調理していると汗だくになってしまうので。
あれで結構、夏バテになっちゃうんですよね。毎日、毎食のことだけに。
あとは、水を沸かすのがすごく早いです。
なので、鍋物や麺類をゆでたりするのが早くて助かります。
IHの方がガスコンロよりも火力が弱いと思っていただけに、これは予想外でした。
むしろIHの方が鍋物や麺類に関しては早くなりました。
料理しているときは、小さい我が家子たちがケンカをしたり、トイレに行きたいと言い出したり、手間がかかるので、ちょっとしたことですがIHで助かることが多いです。
子どもが勝手に触って火事になるリスクも少ないですしね。
停電のときに困るかもと思われている方もいらっしゃると思います。
我が家もそれは考えていたので、災害時などのためにカセットコンロを用意しています。
これで停電時、災害時でも安心です。
電気はガスや水道に比べて、配線だけなので復旧が早いです。
大きい災害だとしても数日中には復旧することがほとんどなので、オール電化でもカセットコンロとガス缶だけ用意しておけば心配ないですね。
③パントリー
必須と呼べるほど大活躍です。
奥行きはそれほど要らないので、横幅を半畳(90cm)だけでもとると4人家族であれば十分賄えます。
稼働棚を4段ほど設置していますが、使い勝手が良いですね。
一番下には重たい水や常温野菜など。
一番上は、軽くて取り出しやすいカレーのルーやパスタソース。
真ん中は使用頻度が高い食品を置いています。
5人以上であれば横幅が1畳ほど(奥行きは半畳分)ある方が良いかもしれませんね。
④カップボード
料理にこだわりがない夫婦のためカップボードの上の収納はガラガラです。
ちなみに我が家はキッチン上の釣り収納はつけていません。
それでもカップボード上部の収納が余るぐらいです。
そもそも、この上部収納って高すぎるので取り出すのになかなかに不便なんですよね。
最近は収納棚が下に降りてくるタイプのものもあるようなので、大家族の場合や調理家電や食器が多い方の場合、こうしたタイプのものをおススメします。
⑤コンセント
キッチンとダイニングの間にコンセントを仕込んでおきました。
これは、キッチン側ではポットやミキサーといった家電で重宝します。
ダイニング側でもホットプレートやたこ焼き器、携帯の充電といったもので重宝しています。
ここはつけておいて損のないコンセント位置ですね。
床につけるコンセントもありますが、悩みどころですね。
家事をよくしている身としては、床はフラットになっている方が掃除がしやすいので、個人的には、近くの壁にある方が良いかなと思ったりします。
ただ、遠いとコードが邪魔になったりすることもあると思うので、一長一短といったところでしょうか。
カップボードの家電置き場にもいくつかコンセントがあると良いですね。
炊飯器、トースター、電子レンジ、ポット、コーヒーメーカー・・・・などなど。
たくさんあるので。
左右にコンセントをつけておくとコードがゴチャつかないので良いかと思います。
⑥食洗器
サイズで少し後悔しています。
一般的に深さが45cmのものが多いと思いますが、60cmの深型をおススメします。
理由は洗える量が45cmでは、4人家族でもちょっと足りない。
また、60cmの深型にすればフライパンや鍋などの大物も食洗器一つで賄えます。
我が家の場合は、あまり食洗器は使わない派です。
使い方としては、洗った食器を食洗器において水切りラックとして使っています。
で、食洗器内部に水が溜まってきたら、食洗器をまわします。
食器の洗浄・乾燥と、食洗器内部の洗浄・乾燥を兼ねるわけですね。
これが週に2回ほどです。
家族の人数が多かったり、日中も在宅で使用頻度が高かったりするなら毎回の食洗器でも良いでしょうし、
1日分の食器をまとめて、1日1回、まわるのも良いと思います。
食洗器を深型にするメリットは、
・たくさんの食器を洗えること。
・細かく食器を庫内にセットすることなく、ざっと入れていっても大丈夫なこと。
・鍋やフライパンなど大きなものも洗えること。
・フロントオープン式なら出し入れがしやすいこと。
などです。
デメリットとしては、
・収納が少し減ること。
・初期費用が高くなること。
・電気代や洗剤代が少し多くかかること。
になります。
各家庭のライフスタイルに合わせて選択してみて下さい。
個人的な感想としては、食器を洗う時間が短くなるというメリットはあまり感じていません。チャチャっと早さ重視で洗っているからかもしれませんが(^_^;)
水切りラックがキッチンの天板になくなって見た目がスッキリしたり、作業スペースを取られない、というメリットの方が大きいように感じています。
まあ、この辺りはご家庭でキッチンを主に担当されている方のお好みで、というところですね。
⑦シンク前のマット
シンク前には水はねもあるので床にマットを敷くことが多いかと思います。
我が家も入居当初は置いていました。
我が家ではUVコーティングという、床のフロアコーティングとしては最上位クラスのコーティングをかけています。
価格はそれに見合って高いですが、水や油汚れなどは完全にシャットアウトしてくれるので、マットの必要性を感じなくなり今では敷いていません。
おかげでマットの買い替え、洗濯といった必要もなく、掃除機(我が家はおもにクイックルワイパー)をかけるときの邪魔にもならずに、すごくラクになりました。
無垢床にされる方はマット必須でしょうし、一般的なワックスだと水回りは放っておくと黒く汚れてきてしまうので、マットなどでしっかり水の飛び散りは防ぎたいところ。
そういう意味では、キッチン周りだけフロアコーティングをかけるとか、クッションフロアにするなどして対応しても良いでしょうね。
タイルは床暖房でもないと、ちょっと冬場冷たいかなと思うので選びにくい部分もあるかもしれません。
実はこの辺りの掃除やメンテナンスの考え方が合わなかったので、自然素材系の工務店を選ばなかったというのもあります。
冬場の触り心地が暖かく、夏も足裏がジメッとしにくい。
樹種によりますが踏み心地が柔らかく、膝への負担も少ない。
少しながら湿度コントロールができる。
風合いが良い。
表面が傷ついてもサンダーで削れば新品同様になる。
接着剤など人工のものを使っていない。
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などなど、メリットもたくさんあります。
個人的には、仕事が定年を迎え、子どもも家から巣立ち、新築から30年ほど経って大型のメンテナンスが必要になったとき。
ちょうどUVコーティングの耐久年数が来る頃になるのですが、この時に床材を無垢材に変えても良いかなと思っているところです。
LDKだけでもグレードの高い無垢材にして、落ち着いた居心地の良いスペースにしてみたいですね。
・・・今は暴れん坊将軍の我が子がいるので現実的ではありませんが(T_T)
とりあえずキッチンまわりはこんな感じでしょうか。
何かの参考になれば幸いです。