家にどれだけの窓が必要か?
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
マイホーム新築をするにあたって、よく聞くのが、
「窓がたくさんあって、明るい家にしたい!」
です。
良いですよね、明るい家。
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と、簡単には言わないのが、このブログ(*^_^*)
ご存じの方もだんだん増えてきましたが、窓を増やすということは家の断熱性能が下がることを意味します。しかも、ものすごい勢いで下がります(^_^;)
では、どのぐらいの窓を用意すれば明るくなるの?
と悩みますよね。
今日は我が家を例に出したいと思います。
まずは、南面です。
ここは、家の中央に位置する子ども部屋です。
6畳+クローゼット(1畳)の大きさになります。
窓は1枚しかありません。
サイズは160cm×90cmの腰窓です。
外は晴れの日に撮影しました。
部屋の照明は点けていません。
十分、明るいですね。
窓は型ガラス(いわゆる曇りガラス)なので、クリアな窓にすれば明るさが増しますね。
反対側から撮影。
正午ごろ撮影したので、太陽の光が真下のベッド付近にだけ当たっていますね。
光のコントラストでクローゼットの辺りが暗く見えますが、実際には十分明るいです。
本を読むには十分な明るさ。
逆にベッド付近は本を読むには明るすぎます(*^_^*)
太陽に雲がかかってきた時に撮影。
時間帯は午後2時ごろ。
曇っていても十分に明るいです。
窓付近は相変わらず明るすぎて本が読めないぐらいです。
次に、北側です。
午後2時ごろに撮影。
外は少し雲がかかっているぐらいの晴れ。
十分に明るいですね。
手前の窓が、50cm×1.2m。
奥側が1.1m×36cm。
ここは正直、奥側の窓が要らなかったなと反省。
直接に日差しが入らない北側でも、このぐらい明るくなります。
もう一つ、間取り的に工夫するなら、階段の腰壁をアイアンなどにすれば、光が廊下まで届くので、さらに明るくなりますね。
ちなみに、ここの50cm×1.2mの窓。
設計打ち合わせのときに、設計担当Uさんから、もう1サイズ大きな窓の提案を受けていました。
かなり悩んだのですが、1サイズ小さくしたこの窓にしたのですが、結果的には十分な採光になったので良かったです。
とくに南面以外の窓はできるだけ小さくしたいですからね。
反対側から見ると、こんな感じ。
手前の小窓が余計でした。
反省。
あっても1枚で十分ですね。
窓はガラス面+サッシ+木枠があります。
同じ面積でも枚数を減らす方が、
コストも、
採光面積も、
良くなるので、その辺りを検討してみると良いと思います。
私の設計打ち合わせ時には、ウィンドキャッチ窓のように通風が良くなるという話で付けてしまいました。
実際には、ほとんど窓は開けないので、あっても1枚で十分でしたね(*^_^*)
反省しきりです(^_^;)
と、いうことで、どうでしょうか。
意外に窓って、そんなに大きくなくっても、数がなくっても大丈夫だと思いませんか?
我が家は2×4工法(実際には2×6)なので、ハイサイドライトのように、天井高にぴったり合わせたような高い位置の窓を取り付けることができません。
在来工法のように、天井に沿わせた位置のハイサイドライトなどを設けることが出来れば、さらに明るい家になります。
高い位置の方が光をたくさん落としてこれるからですね。
はい。
ということで、窓の採光に関して我が家の例を挙げましたが、参考になりましたでしょうか。
冒頭でも書いたように、窓をできる限り減らすことで断熱性能を上げることができます。
効率良く窓をつけて、断熱性能をあげつつ、明るく開放感のある家にしたいですね。
何かの参考になれば幸いです。