室内干しで洗濯物は乾くのか? ~物干し計画~
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
先日の記事で、「ベランダ不要」をご紹介しました。
現代の家、少なくとも高気密で、計画的に換気が行われているお家ならば、洗濯物を干すためのベランダは必要ありません。
ということを書いた記事でした。
合理的に考えると、ベランダって本当にいらないんですよね。
建築費用はかかるし、雨漏りのリスクになるし、あるだけで10年ごとに防水メンテナンスで維持費がかかるし、掃除は面倒くさいし(*^_^*)
もちろん、好み・趣向もあるので絶対間違いというわけではありません。
例えば、地域に花火大会があるので家から楽しみたい。
広いバルコニーで仲間とバーベキューを楽しみたい。
家のまわりの風景を楽しみたい。
家の中でヒュッゲを楽しみたい。(byデザイン・DIYの神・たおさん)
こういう使い方ですよね。
この辺りは個々の家庭によって異なると思うので、デメリット(メンテナンスのことなど)をしっかり検討した上で決めて下さい。
20年以上、その家で住み続けるのなら、金属防水をしておくと建築コストとメンテナンスコストのバランスが取れます。
さて、いざベランダがないと、洗濯物の物干しはどうしたら良いのか、というところで迷われる方が多いと思います。
コメントでも質問をお受けしましたので、これから家づくりをされる方のために記事にしておこうと思います。
基本となる疑問としては、室内干しで洗濯物はちゃんと乾くの?という疑問だと思います。
これに対する答えは、我が家ではちゃんと乾いています、になります。
どれだけ詰め詰めに干しているかとか、その日の湿度といった条件にもよりますが、
朝の7時に室内に干して、午後3時ごろには乾いています。
毎日の物干しでこの時間内に乾かないのはジーンズぐらいです。
ジーンズもきちんと干せば、この時間内に乾くと思います。
*ハンガーにかけた時に腰回りがダラーンとしますよね。あれをちゃんとズボンをかけるハンガーで平らに吊るせば乾くと思います。
バスタオルも乾きます。
毛布も乾きます。
*物干し竿の厚みが薄いので、一回途中で裏返して干さないと空気が入らないようで、裏側が湿った状態で完全に乾きません。コの字型になるような状態になれば、裏返さなくてもお昼の3時には乾くと思います。
と、いうわけで結論としては、室内干ししている現在の生活において、何にも困ることはありません。
次に、室内の物干し環境についてです。
洗濯物を乾かすのに、サーキュレーターや除湿機を使っていますか、という質問をお受けしました。
我が家では、サーキュレーターも除湿機も一切、使用していません。
むしろ、どちらも持っていません(*^_^*)
シーリングファンもないです。
扇風機はありますが物干しに使ってはいません。
次に、物干ししている部屋は湿気ませんか?というご質問でした。
これは元々の部屋の湿度(というか外気の湿度)で決まります。
春・秋は問題ありません。
冬は物干しによって加湿されるので、むしろ快適になります。
夏場、というか初夏ですね。梅雨。
この時期が最もやっかいです。
といっても、これはベランダ干し、家の外で干していると、もっとやっかいですけど(*^_^*)
この時期はジーンズもですし湿度によってはバスタオルも夕方に乾いていないこともあります。
夜まで干しておけば乾くので、我が家では特に何の対策もしていません。
そんなに時間がかかるのは、ちょっと嫌だなというご家庭は、除湿機なり、サーキュレーターなりを使うと良いかなと思います。
で、ここは色々、条件によって変わるのですが、この梅雨時期(初夏)になると、エアコンを使い出します。
完全に暑い夏だとエアコンの除湿モードでかければ、室温も下がり、湿度も下げられるので一石二鳥です。
洗濯物の乾きも早い。
難しいのが梅雨の時期です。
湿度はすごく高いけど、エアコンの除湿をかけると、ちょっと肌寒い。
そんな感じ。
なので、湿度がものすごく高い時(外気の湿度が80%以上になるような時)には、エアコンの再熱除湿モードを使っています。
(2年半の間で使ったのは10回もないですが)
肌寒くもならないし、ジメジメ感もなくなるし、洗濯物も乾く\(^o^)/
除湿機でも良いのですが、準備・片づけ・タンクの水捨て、除湿機の手入れ、購入費、電気代、スペース、掃除の邪魔・・・。
なんて事を考えると、我が家ではエアコン一台で完結しています。
ラクです♪
次に、物干しをしている部屋はカビてこないですか、という疑問です。
はい。
まったくカビが生えることもありませんし、カビの匂いもありません\(^o^)/
匂いを感じないのは家族もそうですし、入居宅訪問に来られた方も複数名、同じ感想を持たれていたので間違いないと思います。
実際、湿度を測っていても、室内が60%を超えることは、ほとんどありません。
そのためカビの生える要素があまりないんですよね。
これは浴室でも言えることで、我が家のお風呂掃除、実は浴室は1か月に1回するかどうかぐらいです。(めちゃズボラな感じですが(^_^;)
*あ、いちおう浴槽は洗ってますよ。皮脂などの汚れがありますので(*^_^*)
それでも、端の方にピンクカビが薄っすら見えてくるぐらいのレベルです。
ちなみに、我が家に浴室の乾燥機や換気扇はありません。
それでも、こういう感じです(^^)v
壁紙にカビが生えたりとか、クローゼットの中が湿気てるなんて事もありません。
ちなみに、シーズンオフの服や布団に防虫剤を入れて置いたりってありますが、我が家では一切置いていません。
また、乾燥剤や湿気取りといった物も一切置いていません。
必要がないからです。
次に、物干しする時に窓を開けますか?というご質問です。
はい。
一切、開けていないです。
というか、物干しに関わらず、窓を開けるって、ほとんどした事がないです。
春や秋に、涼しい外気を取り込むために開けてることはありますが、基本的に窓をあける必要性を感じないんですよね。
次に、換気扇をつけていますか、というご質問です。
我が家では24時間換気を除いた換気扇は、キッチンのレンジフードのみです。
浴室の暖房・乾燥・換気扇もありません。
それで十分に乾きます。
次。
日が当たるところで干しますか?というご質問です。
我が家では、まったく洗濯物に日は当たっていません。
共働きで日中家にいませんので、シャッターもカーテン(ハニカムシェード)も閉めっぱなしです(*^_^*)
次に、室内扉は開けっ放しで、空気が通るにようになっていますか、というご質問。
はい。
室内扉は開けっ放しにしています。
最後に、物干しをしていて窓に結露は起きますか?というご質問。
これも我が家では基本的に起こりません。
ただ、ここは、
窓の性能
外気温
室内の気温・湿度
ハニカムシェードの有る無し
などで決まるので、一概に言えないところ。
我が家でも、何度か主寝室で結露が起きたことがあります。
*条件は以前の記事を参照。
かなりの悪い条件をつけない限り(部屋の湿度を65%以上にしない限り)結露は起きませんが(*^_^*)
そんな感じです。
我が家は、1階の和室(6畳)と、2階の主寝室(8.5畳)の部屋で干しています。
最近、増えてきた洗濯室・ランドリールームは一般的には、この半分程度の大きさになります。
そうすると、湿気が我が家よりも滞留しやすいことは念頭に置かれて対処される方が良いと思います。
また、物干しの乾き具合は、気密性能や換気能力によって大きく左右されます。
ここをしっかり押さえた上で、快適な物干し計画を立てたいですね。
きちんとできれば、洗濯動線が短いですし、天候に左右されずに干せますし、外部からのプライバシーを気にせずに済みます。
ほんとに楽ですよ。室内干し。
おススメです。
あとは、電気代を使っても時短したい場合は、ガス乾燥機の乾太くんや、パナソニックのヒートポンプ式洗濯乾燥機をオススメします。
以上、物干し計画について、でした。