セキスイハイム
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
今朝、大阪の最低気温は9℃。
木々の葉も色付いて秋が深まってきたように感じます。
室内にいると寒くは感じないですが、洗濯物を干すのに掃き出し窓を開けると・・さ、寒い(>_<)
真空トリブルガラスを挟んで、天国と地獄です(^_^;)
室内温度は20℃代台を保っていますが、フローリング&UVコーティングの床が冷たく感じるようになってきました。
朝、起きたときに靴下は必要です(当たり前?(*^^*)
先日、住宅展示場で催し物があり参加してきました。
その流れでモデルハウスの営業マンさんのお話を聞くことに(*^_^*)
大手ハウスメーカーのセキスイハイムさんの営業さんでした。
まだお若いこともあって営業トークはお世辞にも上手とは言えない方でしたが一生懸命に説明されていました。
ただ・・話の内容に突っ込みどころが満載すぎて(^_^;)
営業の研修を受けてのセールストークだと思うので、本人のせいではないところもあると思うのですが、いくつか紹介したいと思います。
①木造は品質がバラバラなので信頼できません!
セキスイハイムは住宅の8割方を工場生産する方法をとっています。解体した住宅展示場を格安で手に入れませんか、というチラシを見た人も多いのではないでしょうか。
(悪い意味でなく)住宅版のプラモデルといった感じなので、こうした再利用が可能です。
しかし、セキスイハイムは「グランツーユー」という木造住宅も販売しています。販売数の割合も6:4で木造の方が多いのですが・・矛盾ですね(^_^;)
どういう営業方針なのでしょうか(*^_^*)
ちなみに、もし私が大手ハウスメーカーで家を建てるなら、1位が一条工務店のi-smart、2位がセキスイハイムのグランツーユー(木造)です。
せっかくの2番推しなのに(T_T)
・・ま、あくまで「大手ハウスメーカー」のカテゴリー内ですが。
②光熱費の根拠がなさすぎる
セキスイハイムでは快適エアリーと呼ばれる全館冷暖房+24時間換気+全熱交換のシステムがあります。
室内の温度差が少ないので快適性はあがりますが光熱費はあがります。
で、光熱費について聞いたのですが、ぱっと出てこない。
機器が大掛かりなため市販の高効率なエアコンに比べてAPFが劣るのは明らかです。
セキスイハイムで最近建てられた方で快適エアリーを導入されているブログを見てみると、真夏の光熱費が我が家の1.5倍、真冬で2倍ほどになります。
(家の大きさなどの条件をそろえた場合で)
エアコンを使わない時期もあるのでトータルでは、もう少しマシですが、我が家の条件で年間の光熱費を比較するなら、
くろーばー家で10万以下。
快適エアリーのセキスイハイム(木造)で13万以上になるでしょう。
こうしたところがきちんと出せないと、住まう方が後々の生活に困りますよ。一生涯で光熱費だけで数百万も支出が変わるわけですから。
これに全館空調のメンテ・交換費用も考えると、さらに100万単位でコストが変わってきます(>_<)
③他社の批判がすごい(>_<)
多くの施主さんが嫌う他メーカー批判。
今回は積水ハウス、一条工務店、工務店一般を批判されていました。
「積水ハウスの軽量鉄骨は厚みが薄い。」
⇒薄くて耐震、耐久性が高いなら良いですよね。
「一条工務店の断熱材は壁内結露で腐る。」(なぜかグラスウールの画像で説明)
⇒そもそも一条工務店の断熱材はグラスウールじゃない(笑)
「工務店では高い耐震の家は建てられない。」
⇒重量木骨とか梁勝ちラーメン構造の工務店を知らないのか。知識不足。
他にもセキスイハイムお得意の太陽光パネルの話もされていましたが、太陽光発電2019年問題とか知っているのかな。
たくさんの突っ込みポイントがありましたが、まあこの辺で。
営業マンによって全然、変わってくるとは思うのですが、うーん。こんな説明ではね(*^_^*)
もっと耐震性や耐久性、断熱性能、メンテナンス、デザイン、太陽光パネルといった自社のメリットをしっかりアピールできる営業マンになって欲しいな。
昔の記事でも書いたのですが、施主の幸せの実現を手助けしてくれるのが良い営業マンです。
ここがズレたり、足りなかったりすると施主さんも困りますよね。
セキスイハイムは延床35坪の本体価格が、
鉄骨で2500万
木造で2350万
ぐらいとのことでした。
外壁タイルなどの差はありますが我が家と比べると700万ほどの差がありますね。
ちなみに窓は三協アルミの半樹脂サッシでした。
(アルジオかな?(^_^;)
営業マンのレベルは個々で違うと思いますが、やはり大手ハウスメーカーでは建てる気に私はなれません(>_<)
700万あったら・・・。
外壁をタイルかレンガにして。
屋根材をステンレスかジンカリウム鋼板。
床下断熱をネオマゼウス240mmにして。
壁を付加断熱でトータル300mm、しかもネオマゼウスで。
屋根断熱も壁と同じく。
当然、全熱交換1種換気。
ルーフィングをマスタールーフィングにして。
バルコニーの防水をステンレス仕様。
窓APW430のクリプトン仕様。
玄関ドアはイノベストのD70で。
パッシブハウスジャパンの神崎先生にお願いして、気密を測定不能なレベルの超高気密にして頂いて。
これで700万をちょっと越えるぐらい。
気密や断熱の性能だけでもパッシブハウスを軽く超えられるレベルの仕様ですね。
北極・南極でも生活できそう(*^_^*)
それだけの差があるんですよね。
やっぱり・・大手ハウスメーカーでは建てないな(>_<)
今日はちょいと批判的な記事でした。
セキスイハイムの施主様方、失礼しましたm(__)m


