使用3年。ハニカムシェードの劣化具合。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
今日の大阪は残暑厳しく、しかも蒸し暑い。
最高気温が32℃。
夕方の湿度は80%ほどにも達しています。
不快感がひどいですね。
9月も下旬に入ろうかというのに32℃を記録するとは、本当に温暖化が進んでいるのを感じます。一応、来週には涼しくなると週間予報が出ていますが、早く秋が来て欲しいものです。
さて、今日はハニカムシェードのお話。
断熱や気密に詳しい方はよくご存じの断熱カーテンのハニカムシェード。
一条工務店では標準仕様になっているので、現在お使いの方も多いと思います。
こんな感じのシェードですね。
シェードの中がハニカム(ハチの巣のような六角形)状になっており、中に空気が入ることから断熱性能が非常に高いシェードになります。
シェード・スクリーンなので窓枠の中に納まることから、カーテンのようにレールがなく室内が広くなったり、スッキリ見える効果もあります。
デメリットは、開け閉めがカーテンよりも少し手間がかかること。
価格が少し高いこと。
そして、耐久性がカーテンに比べて、かなり落ちることです。
我が家ではハニカムシェードを設置して、もうすぐ丸3年になります。
一般的にハニカムは耐久年数が7~8年と言われています。
カーテンは色落ちを考えなければ数十年もちますよね。
で、実際使っていてどうか、ということなのですが、このままいけば7、8年で寿命がくるなと思います。
耐久年数がカーテンに比べて劣る理由がいくつかあります。
1つ目は、メカものであること。
開け閉めするときに紐をつかって操作する仕組みになっているので、こうしたメカがあるものは壊れやすいですよね。
2つ目は、洗えないことです。
カーテンは布でできているので洗濯機などで洗えますが、ハニカムを洗濯なんてしようものなら間違いなくハニカム構造が潰れてしまいますからね。
ホコリならハンディモップなどで、さっとひと拭きすれば大丈夫です。
我が家の場合、ホットプレートで調理することが時々あるのですが、その油跳ねが少しあるようで油汚れはどうにもなりません。
同じような使い方をされる方の場合、ダイニング近くの窓にハニカムは避けても良いかもしれません。
我が家は6地域の大阪に住んでいます。
比較的に温暖な地域です。
トリプルガラス・オール樹脂サッシ窓のAPW430を使っていますが、さすがにここまで高性能な窓になると、ハニカムシェードの効果を体感で感じることはほぼありません。
APW330(ペアガラス)や、サーモスX(ペアガラス)ぐらいだとハニカムシェードの性能が発揮できると思います。
なので、交換費用を考えると、使用頻度の高い窓や、汚れやすい場所の窓にはハニカムは設けずに、高性能窓で対応される方が最終的に安くつくように思います。
もちろんシェードという構造上、窓枠内に納まるので意匠的な部分での好みもあると思うので、その辺りはお好みに合わせて検討してみて下さい。
我が家もハニカムの買い替えの際に、どんなカーテンにするか考え中です。
そのままハニカムにするか。
それとも、デザイン性のあるロールスクリーンにするか。
あるいは、普通のカーテンにするか。
いろいろ悩みますが、なんにせよカーテン類に結露もつかず、カビも生えず。
そうした性能をもった窓は必須です。
窓の性能はしっかり上げてから、カーテン選びをしてくださいね。
ハニカムは断熱性能が高いぶん、窓の性能が低いと余計に結露を起こしやすくなるので採用の際には一定の注意が必要です。