耐力壁を減らせ! GOTEX303
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
公園にタンポポが咲いていました。
もう春ですね。
子どもたちもシロツメグサ集めに夢中です。
さて、本題です。
家の間取りを考えている時に、
「この柱、邪魔だなあ。」
「なんで、こんなところに壁が・・・。」
なんて事を感じられた方も多いと思います。
この壁、何とかなりませんかと設計担当さんに言っても、
「耐力壁なので何ともできません。」
「耐震等級が下がりますが、それでもよろしいですか?」
と言われるのがオチです。
とくに、2×4工法(枠組工法)のお家ではシビアですよね。
でも、柱や耐力壁が変な位置にくると開放感がなくなってしまったり、家事動線が悪くなってしまったり。
そんな時に、泉北ホームの場合、GOTEX303という特殊な柱を用いることで、かなり軽減できる可能性があります。
通常、耐力壁は90cmの幅が必要です。
(最低でも60cm)
畳半畳の辺の長さですね。
我が家も、この耐力壁で少し悩みました。
この耐力壁がなければ、もっと開放感が得られるのに、という感じですね。
具体的には、下の画像の耐力壁です。
エアコンがついている壁ですね。
幅が90cmの耐力壁です。
この壁をもしなくせば、キッチンから和室の掃き出し窓まで視界を遮るものはありません。非常に見通しが良く、開放感がアップします。
設計打ち合わせ当時、ここの耐力壁をなくすと耐震等級が3から2に下がります、と伝えられました。
我が家はデザイン的なものよりも性能を何より重視した家庭なので、とくに問題にはなりませんでしたが、そうでない方もたくさんいらっしゃると思います。
泉北ホームが特許を出願しているGOTEX303という柱を使えば、通常90cm必要な耐力壁が3分の1で済んでしまいます。
耐力壁をなくすことはできませんが、かなり見通しが良くなると思います。
採用できるのは1階のみと以前、泉北ホームの営業マンさんからお聞きしたことがあります。
また、GOTEX303の構造を見てみると、柱と柱の間に制震ダンパーのようなものが入っている構造でした。
なので、ここに吹付断熱を入れるのは無理なのではないかと思われます。
(要確認)
とすると、断熱材を入れる必要がある外周部の壁には設置できないので、内壁のみ使用できる、ということなのではないでしょうか。
詳しくは分からないので泉北ホームの設計担当の方に確認してみたいなと思います。
(Uさん、教えてくださーい(^o^)/
以前、耐震等級3をとることで地震保険が半額になる(ことがある)と記事にしました。
耐震等級3をとりつつ、家の開放感も損なわないようにするには良い構造かもしれませんね。
GOEX303は二つで15万ほどのオプションだそうです。
泉北ホームを検討される方は、市街の狭小地に建てられる方も多いと思います。
特に3建ての1階部分は柱・耐力壁も多くなるので、GOTEX303は有効な建材ですね。
構造はあまり訴求要素が少ないのかホームページ上での扱いは小さいですが、家の性能の中でもっとも基本とも言える耐震性能。
その性能を維持しながら開放感や家事動線を確保しやすくなるのは施主にとってありがたいですよね。
泉北ホームで建てられる方で耐力壁に悩まれている方は、一度、GOTEX303。検討してみてはいかがでしょうか。
というか、せんだん力が90cmの耐力壁の7倍以上って、すごい性能だと思うのですが、他社は採用しないんですかね。