経年劣化レポート【照明、ハニカムシェード、UVコーティング】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
新居に引っ越して4年近くが経ちました。家は建ててからもお金がかかります。できるだけメンテナンス費用がかからない方が良いですよね。
今日は我が家の経年劣化についてのレポートになります。屋根、壁、シーリング剤については先日の記事で書いていますので確認して下さい。
今日はほぼ室内のものになります。
まずは照明ですね。
我が家はすべての照明がLEDになっています。LED照明は通常、4万時間の耐久性があるとされています。正確には明るさが70%にまで劣化する時間ですね。
LDKのように長い時間、使用する場所だとしても10年ほどは持つ計算ですね。そのため4年ほどでは明るさに劣化は見られません。
で、我が家には1箇所だけLEDでない照明がありました。門柱の外灯です。
外構業者さんの選定で少しオシャレな門柱でアンティーク感があります。そこで使われていたのが今は懐かし白熱球のような形の蛍光灯でした。
見事に1年で寿命がきてしまいました^_^;
見た目に味わいがあって良かったのですが、エコな観点(ホントは交換がめんどくさい(笑)から、形が白熱球っぽいLEDにしました。
そこから2年以上、交換なしで済んでいます。さしあたって故障がない限り、「たま切れ」を起こすことは10年ほどはなさそうです。
我が家は使う時間が長いリビングの照明は、電球取り替えタイプのLED照明にしています。そのため、10年ほどでたま切れを起こしても電球だけ替えて使うことができるので交換費用が安く済みます。
照明計画を立てられる方は、こうしたことも考えておかれると後々の照明器具の交換費用が安くて済みます。LED照明は耐久年数が長いのですが、基本的に本体ごとの交換になるので、交換費用が高いんですよね。
電気工事士の資格がないと本体交換もしてはいけないですし。
なので使用時間が長いLED照明は電球交換ができるタイプにしておくのがおすすめです。
我が家はダウンライトを多用しているため、掃除にかかる手間は今のところ0です。年末大掃除ですらしたことがありません。
ズボラーには神様のような照明器具ですね(^^)
シーリングライトだと傘の掃除が必要になりますが、高気密住宅、しかも吸気口にフィルターをつけていると、ホコリもほとんど入らないですし、窓をほとんど開けないので虫も入ってきません。
そのためシーリングライトの傘の掃除もすごく楽です。
暮らし始めて初めの年は洗濯物を外で干していたこともあり、窓の開け閉めがあったので、多少、虫やホコリの侵入があって、掃除もありました。
2年目以降は洗濯物の室内干しをしていることもあり、虫、ホコリの侵入がほとんどなく、シーリングライトの掃除も2年に1度のペースになっています。
本当に年末大掃除がラクになりました。ありがたや。
ちょっと耐久性の話から脱線していますね。
話を戻します。
次に、ハニカムシェードについてです。
近年、断熱に対する意識が高まり、断熱カーテンと呼ばれる商品を使われる方が増えてきました。
代表的なものがハニカムシェード、ハニカムスクリーンと呼ばれるものですね。
ハニカムと呼ばれる蜂の巣状になっていて、シェード内に空気層ができる仕組みになっています。空気の層があるため通常のカーテン類よりも非常に高い断熱性能があります。
使用して4年近く。その耐久性について体感することができました。
まあ、設置する前から分かっていたことですが、ハニカムシェードの劣化は早いです。
カーテン屋さんが推奨するカーテンの交換時期は7〜8年だそうです。まあ、カーテンか屋さんとしては早く買い替えさせたいですもんね。
ただ、実際には10年でも20年でも、まあ使えるのではないでしょうか。多少、タッセルのひもが切れるとか、色落ちが進むとかはあるでしょうけどね。
仮に普通のカーテンの耐久年数が20年とすると、ハニカムシェードは7〜8年です。しかも、これは推奨時期というよりも実際の年数と思った方が良さそうです。
我が家の多くの窓には、このハニカムシェードを付けています。(より正確にはダブルのハニカムシェード)
先述の通り、4年近くが経ちましたが、まずダイニングに近いハニカムがホットプレートから飛んだと思われる油汚れのため、少し汚れがついてきました。
カーテンだと洗濯することも可能ですが、シェードなので洗うことはできません。
また、ハニカムシェードは開けるときは蜂の巣状になっている部分をつぶす形でシェードを開けるのですが、使っていると少しずつその型がついていき、開けるときにその型が戻りにくくなります。
今のところ、少し時間が経てばちゃんと蜂の巣状の部分も元通りに復元しますが、さらに年数が経てば、さらに戻りにくさが進むと思います。
とくに我が家ではリビングのハニカムシェードの劣化が進んでいる感じがありますが、ここは理由が簡単で、やんちゃな我が子がシェードをイジることがあるからです。
小さなお子さんがいるご家庭ではあまりオススメでないかもしれませんね(>_<)
まだまだ全然使えますが、7〜8年と言われている交換サイクルはおおよそ正しいように思います。
我が家の場合ですが、大阪という比較的に温暖な地域で、かつ、オール樹脂サッシのトリプルガラス窓という高性能な窓を採用しています。
そのため、あまり、というかほとんどハニカムシェードの断熱性能を体感することはありません。それであれば、正直、ハニカムにするメリットはそれほど大きくありません。
シェードなので、窓の枠内に収まるのは室内が広く、すっきり見えて良いというメリットはあります。
なので、ハニカムシェードの交換時期が来たら、我が家では次はロールスクリーンにして見ようかなと思っています。
ハニカムよりも開け閉めがラクになりますし、窓枠内に収まります。また、ハニカムよりもデザインが豊富なので、インテリアも楽しめそうですしね。
かなり面倒ですが洗濯機で洗うことも可能なものも多いです。まあ、私の性格上、それほど何度も洗うことはないですが、数年に一度ぐらいは洗ってあげたいですね。
ともあれ、ハニカムシェードは断熱性能としては非常に優秀なのですが、価格、操作性、洗濯、耐久年数、意匠性などでカーテンに及ばないところがあります。
採用される際はしっかり検討されると良いかと思います。
大阪のような気候で、APW430とかエルスターXといった高性能窓のある家なら、ハニカムシェードの必要度は低いかなあという印象です。
APW330とかサーモスXクラスになってくると、体感的なメリットも出てくると思います。
このあたりは、先ほども書きましたが、予算、操作性、洗濯、耐久年数、意匠性といったところを含めて検討してみてください。
フロアコーティングについて。
我が家の床には、UVコーティングという高性能なフロアコーティングを採用しています。フロアコーティングのグレードの中では最高級の部類に入るものです。
価格ももちろん高くて、延床面積が31坪とコンパクトな我が家でも25万ほどの費用がかかっています。
では、その耐久性はどうかと言いますと・・・。
はい。4年経っても全く平気ですね。
まあ、数年で劣化されては困るのですが(^_^;)
水がこぼれても、コーヒーがこぼれても、床材にシミにならない。
食べこぼしがあっても、ソースがこぼれても、シミ一つ残らない。
油汚れでも水拭きだけでピカピカになります。
毎年のようにワックスがけをする必要もなく、ワックスがけしたところが年々、黒ずんでいくこともありません。
少々、費用はかかりますが、掃除の手間を省くことができ、ワックスをかけ直すこともなく、適度な滑り止めにもなり、光沢も長く続きます。
保証期間としては20年ですが、おそらく30年の耐久性はあるかと思います。
我が家は業界一位のエコブロコート社で施工しました。最近は森のしずく社さんもよく聞きますね。
検討される方は見積額や施工精度の評判なども調べて検討してみてはいかがでしょうか。
無垢材のように足触りの良さ、冬場に冷たくなりにくい、といった部分は逆にUVコーティングをするとデメリットになるので、この辺りは検討要素に入れてください。
素材にこだわって無垢材を採用されている方はUVコーティングはあまりオススメしないです。我が家のように、それこそ安価な合板フローリングを使われている方にこそ効果を発揮するのかもしれませんね。
無垢材は経年劣化した場合、最悪、表面をサンダーで削れば、また新品同様に使えるでしょうからね。
はい。
ということで、今日は経年劣化レポートで、LED照明、ハニカムシェード、UVコーティングについてでした。参考になれば幸いです。