窓から入ってくる熱量。暖房費と比べてみる。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
12月に入った今週。とうとう無暖房のとき夕方の室温が20℃を下回るようになりました。
そこで2日前から夕方にも暖房をかけるようになりました。といっても1時間ほどで暖かくなるので帰宅してからONして夕食前にOFFといった感じです。
早朝は2〜3時間ほどの暖房。
毎日、快適です(^^)
前回の記事では窓から入る日射について書きました。
今回は窓から入ってくる日差しの熱量と電気代について書いていきたいと思います。
前回例に出した電熱線がぐるぐる巻いているタイプの電気ストーブは最近あまり見かけないので、ハロゲンヒーターを例にしたいと思います。
ハロゲンヒーターを調べてみると、一般的なもので800wぐらいのようですね。
ハロゲンヒーターの電気代を計算してみます。
ヒートポンプを使っていないので外気にも左右されないので電気代の計算はいたって簡単です。
1kwを25円だと考えると、
25円×0.8kw×1h=20円
1日2時間を1か月間使うとすると、1200円。
一か月で1200円・・・なかなか高いですね。
これを家族の人数分と考えると、4人家族でざっと5000円。
なかなか、高いですね・・・。
さて、今回ハロゲンヒーターを例にしたのは、このハロゲンヒーター1台分の熱量と、大きな窓(2m×2mぐらい。いわゆる掃き出し窓サイズのもの)の熱量がだいたい同じ800wだからです。
つまりリビングに設置するような大きな掃き出し窓1枚から入る日射熱と、ハロゲンヒーター1台の熱量がだいたい同じということです。
家の1階に大きな掃き出し窓が2枚か3枚。
2階に腰窓が3枚。
という、わりとよくある窓の配置だとして、仮にその窓がすべて日射が取得できる条件の良い土地ならば、ハロゲンヒーター4台分ぐらいの熱量がただで手に入ります。
さっき5000円としましたが、あれは一日2時間の計算ですから、実際にはもっとたくさんの電気代分の日差しが手に入るわけです。しかもタダで。永久に。
だからこそ、温熱に特化した住宅会社や設計士は、パッシブな設計を推奨するわけなんですよね。
秋の我が家で室温が2.5℃ほど上昇しますし、高性能住宅の本格派・四国のさぬきペンギンさん邸では、室温が27℃にも到達しています。(最高気温20℃、最低気温10℃ぐらいの気候時。)
土地条件にもよりますが、窓の選び方、パッシブな設計。
あなたもしてみたくありませんか?(営業マン風)
一生涯で言えば、何十万という冷暖房費が変わってきますよ(^^)/