再生エネルギー賦課金とは。【光熱費】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
日本人で良かったなと思う瞬間。
桜は青空がよく似合います。
コロナ騒動が続いていますが、もうこれだけで幸せな気分になります。
新年度の忙しさも吹き飛びますね。
さて本題です。
毎月の電気代の請求書。
近年、少しずつ光熱費が上がっているような気がしませんか?
お子さんが大きくなったといったライフスタイルが変わったケースもありますね。
今回は「再生エネルギー賦課金」について記事にします。
再生エネルギー賦課金とは、簡単に説明すると、
太陽光発電や、風力発電といった永続性をもった発電システムに対して、みんなの電気代から補助金を出しましょう、というものです。
その額が年々、上がっています。
2012年には1kwあたり0.22円だったものが、
2019年には1kwあたり2.95円。
10数倍もの金額が徴収されているわけです。
電気代としては標準的な家庭で、
2012年で月額50円だった額が、
2019年には700円ほどにまで上昇しています。
ちなみに2020年度の再生エネルギー賦課金は、1kwあたり2.98円となっています。ここ数年の上昇率からすると、少し沈静化してきました。
再生エネルギー賦課金は使った電気代に対して支払額が決まります。
そのため電気代が多いご家庭では、賦課金が高額になります。
例えば、大家族の家や、オール電化住宅。
低気密・低断熱で冷暖房費がかかる家。
こうした家では少し対策が必要になるかもしれませんね。
そうした意味でも、高気密・高断熱・パッシブ設計を意識して、光熱費が安くなる家づくりをされることをおススメします。
さてさて、日本のエネルギー政策が今後、どのようになるのか。
原子力発電を推進するのか。それとも、廃炉?
妥協案として、耐久年数のうちは使ってからの廃炉?
自然エネルギーながら天候に左右される太陽光発電。
場所が限られる水力発電、風力発電、波力発電。
日本の国策としてどのように進むのか。
注目していきたいと思います。
少なくとも言えることは、どのような形に進むにしても、住宅を高気密・高断熱・パッシブ設計にすることが大事ということに変わりはありません。
少ないエネルギーで生活できるようにしておけば、光熱費の高騰があっても被害は最小限に抑えられます。
自然災害のときにも、より安定的な生活が送りやすいでしょう。
これから家づくりをされる方には、こうした観点をもって計画を勧められることを強くおススメします。