断熱性能に応じて運転するエアコン
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
今日の大阪はいちだんと秋が深まり、最低気温が10℃と冷え込みました。
皆さん、お風邪などひかれていないでしょうか。湿度も下がってきているので、うがいや加湿に気をつかいたいものです。
我が家の温熱環境は昨日まで23℃をキープしていましたが、今日の早朝はとうとう22℃まで下がりました。
さすがに早朝にTシャツ1枚でいるのは、もう無理ですね(*^^*)
子どもたちは布団を何回かけても抜け出してしまいますが・・(T^T)
さて、今回の記事は明日に販売される予定のエアコンについて。
三菱電機がAIを搭載したエアコンを11月1日から発売を開始します。
このエアコンのすごいところは、住宅の「断熱性能」に応じて運転・気流を切り替えるシステムになっているところです。
画像のように高精度な赤外線センサーが付いています。
床や壁の輻射熱、そして、窓からの日射熱を検知・分析することで、温度と湿度の変化を予測することができ、自動で運転を調整するそうです。
住宅の温熱環境に応じてエアコンが判断し、快適な室内環境を調整するという何ともいたれりつくせりな機能。
人間が快適と感じる温熱環境にエアコンが独自にどこまでせまれるか。AIの進化はすごいですね。
気密や断熱といった住宅性能が高い家に、家電製品がついてきたような気がします。
これから断熱性能の高い住宅が増えていくでしょうから、その適した家電が増えてくるでしょうね。楽しみです。
ま、そのためには気密・断熱の性能の高いお家を建てなければ意味はないのですが・・(^_^;)
いまだに、新築工事の現場でアルミを使った窓を見かけます。なんの勉強もしていない住宅会社が無くなって欲しいと願うばかりです。
当ブログで名前を出す先進的な工務店の会である「新住協」。
ホントに熱心な工務店さんが多くて、講習会・研修会を多くされています。最近では建築雑誌のニュースにも載るようになったようで、以下のような記事がありました。
新建ハウジングより引用
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一般社団法人新木造住宅技術研究協議会(新住協、仙台市)は、「高断熱住宅技術セミナー」を宇都宮・静岡・高松・金沢の4会場で開催する。
在来木造の最新の高断熱高気密標準工法を解説する。省エネ基準住宅の半分以下で全室暖房を実現する超省エネ住宅「Q1.0(キューワン)住宅」について説明。暖冷房エネルギー計算プログラム「QPEX」を使ったサッシやガラスの選択、断熱厚さの決め方など設計手法を解説する。また、冷房エネルギー削減手法と暖冷房設備の設計手法について解説するなど、総合的な研修内容となっている。
12月13日(宇都宮)、12月14日(静岡)、2019年1月30日(高松)、3月18日(金沢)の各会場で開催。
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温熱について勉強されている工務店、建築士にとっては当たり前のことですが、仕様と光熱費の対比が出来るハウスメーカーは残念ながら皆無です。
家が建ってからの燃費計算(=仕様の違いによる光熱費シミュレーション)ができて一人前の住宅会社だと思うのですが(^_^;)
施主が学ばないと進歩しない、というのが住宅業界のようです。
より安全に、より快適に、より健康的に、より安価に、より長持ちに、より省エネに・・・。
より良い家づくりをしたいものですね。そのためには施主側がしっかり学ぶことが大切ですね!
ではでは。
☆ハッピーハロウィン☆