高気密高断熱住宅における通風生活
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
冬の寒さでもなく、夏の暑さでもない。
エアコンをつけない今のような時期。
高気密住宅では窓を閉め切って生活するのが基本的な考え方です。
それでも、風を取り入れて生活する方が涼しかったり、冷房費をかけずに済むことができる時期がありますよね。
窓を開けて風が通り抜けるのは体感的にも気持ちが良いものです。
現在のくろーばー家での通風生活は、
朝。窓を開けて涼しい外気を室内に取り入れる。
昼。窓を閉めて涼しくなった室温を維持する。
夕方。気温の下がった外気を室内に取り入れる。
という感じです。
実際にどのような温度変化なのかを数値で見てみることにします。
5月27日。
大阪では最高気温が28℃。最低気温が18℃。
という一日でした。
まず、早朝です。
午前6時45分。室温は23.1℃。
夜間から窓を開けているので室温はかなり涼しくなっています。
この時の外気温は19℃前後です。
そして、お昼。
正午ごろです。室温は24.6℃。
この時の外気温は約28℃。
外気温は朝から10℃ぐらい上昇しましたが、室内の気温は1.5℃の上昇に抑えられています。
高断熱住宅の性能ですね。
この時間に外出先から帰宅しました。家の中がヒンヤリしていて夫婦ともに、
「涼しい~。気持ちいい~。」
と言っていました。
この時点で窓を閉め切って、外気の熱い空気を取り入れないようにします。
本当はもう少し早い時間に締め切る方が良いのですが、この日は午前中に用事があったので窓を閉めるのが少し遅くなりました。
夕方です。
午後6時ごろ。外気温は24℃。
1日で最も暑い昼の時間帯があっても、室温の上昇は5時間強で0.7℃。
最高気温が28℃の一日でしたが、温度上昇が少なく快適な環境です。
外気温も下がってくる時間帯なので、再び窓を開いて涼しい外気を取り入れます。
当然、室内の気温は下がるはずなのですが、高気密・高断熱住宅の我が家では、もっとも室内の気温が上がるタイミングがあります。
それは、調理と入浴の時間帯です。
夕方6時の時点で窓も開けたので、室内気温は25.3℃より下がるはずなのですが、わずか2時間ほどで、0.8℃も室内気温が上昇しています。
これは、1番暑い昼間5時間強の温度上昇とほぼ同じです。
調理とお風呂の生活熱が室温にこれだけ影響しています。
高気密高断熱のため家の中で発生した熱が室内にこもりやすいためです。
お風呂に入ったあとが最もエアコンをつけようか迷う時間帯です。
そんな時に役立つのがコレ。
扇風機!!
アナログですけど、入浴後の体の粗熱をとってくれるので重宝しています。
壁掛けのため置き場所にも困らず、家の掃除のときにも移動させたりする必要ないので、とても便利です。
実はこの扇風機、ちがう用途にも意味を持たせたものなのですが、それはまた別の記事でご紹介したいと思います。
そんなこんなで高気密高断熱のお家における通風生活の様子でした。