住宅プロでさえ、地震に強いの意味が分かっていない!
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
ここ7年間、家づくりというものにハマりこみ、アレコレ勉強させて頂いています。
最近、勉強しているのが地震に強い家づくりについてです。
おそらく、家づくりを始める方が家の性能について最も意識しやすい内容かなと思います。
地震に強い家づくりって、どんな家を建てた良いのでしょうか?
実は、住宅会社の人間ですら、ちゃんと理解できていない方が9割です(^^;)
例えば、ハウスメーカーのモデルハウスに行ってみてください。
営業さんが、とうとうと我が社は地震に強いですよアピールをしてくれます。漏れなく(#^^#)
その内容が、柱が太いですとか、〇〇の木を使っています、とか、そういった話なら、即座にその住宅会社はやめておいた方がよいです。
何も理解できていないので(^^;)
耐震等級3を標準にしています。認定がとれます。
とか
許容応力度計算をしています。
とか。こういう住宅会社であれば、かなり信頼度が高くなります。
ただ、これだけでもダメです。
だって、耐震というのは、建物だけじゃなくて、基礎、そして地盤。
この3つが大事ですからね。
建物の強さの話は住宅会社の人間はよくするのですが、基礎の話をされる方は少なく理解できている人も少ないです。
さらに、地盤の話になるとさらに・・・。
例えば、「地耐力」とか、「微動探査」なんてキーワードを出して、理解できるハウスメーカーの営業マンがどれぐらいいるか。
1%もいるかどうか・・・。
もちろん住宅営業マンがそこまで知っている必要はなくて、設計担当さんがちゃんと理解して、それに合わせた基礎、地盤改良を行っていれば、それで良い話です。
大切なことは施主の方が、地震に強い家づくりというのは建物のほかに、基礎、地盤を構造に合わせて強くしておく必要があるってことです。
施主が理解していない=人気がないという理解で、住宅会社は手を抜きがちですからね。
この辺り、手前味噌?にはなりますが、泉北ホームはけっこう頑張っていると思います。
地盤に関しては一般的なレベルだと思いますが、基礎についてはかなり強固なつくりになっています。
スラブ厚250mmのダブル配筋なんて、普通の一戸建てでは聞いた事のないレベルです。
また、地中梁をちゃんと使ってくれている所は素晴らしく評価が高いところです。
あまり施主はこうした所を見ないですからね・・・(^^;)
泉北ホームももっとPRした方が良いと思いますが、まあ、お施主さんの方も、ピンとこないので、訴求効果が弱いんでしょうね。
泉北ホームに代わって宣伝しておきます(#^^#)
基礎立ち上がり150mmとか、コンクリート呼び強度27N、主筋13D、接手52cmなどは、注文住宅として、ごくごく一般的にちゃんとしているレベルです。
ともあれ、泉北ホームに限らず、耐震については、建物、基礎、地盤の3つが相互に作用しあうところなので、それぞれ、ちゃんとしているのか、しっかりチェックされる事をお勧めします。
どれだけ耐震性能の高い建物でも、地盤が弱ければ倒壊したり、不同沈下を起こしたりしますからね。
建物の耐震性をアピールされる住宅会社は多いですが、基礎、地盤についても、しっかり知識をもって尋ねてみて下さい。
より安全・安心な家づくりにつながると思います(^^)/