寒波の影響で電力需給がひっ迫!
こんにちは。こんばんは。おはようございます。くろーばーです。
年末からの寒波の影響で暖房需要が増え、電力需給がひっ迫しているそうです。
この記事、昨日に書いたものなのですが、今日はさらに電力事情が逼迫し、関西電力でいうと需要率が98%となっています。
この寒さですから、もし大規模停電になろうものなら命の危険すらあります。要注意ですね。
何だか近年、電力需給が安定していないような気がします。こんな毎年、ニュースになるような事ってなかったですよね。とくに冬場の電力がひっ迫するというのは初めて聞くように思います。
我が家程度の性能でも暖房なしで室温が15℃を下回ることはありません。コートさえ着ていれば無暖房でも問題ない室温です。
性能が確保できていない家では、この時期、凍死の危険すらありえます。ますます、高気密・高断熱・パッシブ設計の大切さが分かりますね。
最近の大手ハウスメーカーが建てる家は、気密・断熱の性能が悪い上に、それをカバーするために全館空調を導入することが増えてきました。
それまではエアコンに床暖房をプラスして誤魔化していましたが、全館空調にすることで快適性はアップするが暖房費が恐ろしいほどに増える事態になっています。
全てがそれだけではないでしょうが、これから先、全館空調システムが増えていけば累乗的に電力が求められるでしょうね。
全館空調を採用されている方の使用電力量を見ると、大阪近辺の方でも1か月で1000kwに近い電力を使っているご家庭もあります。
光熱費にして約3万円です。
こうした暴力的なまでの電力を使う家を減らさない限り、電力はいつまでもひっ迫するでしょうね。
とくに、こうした家では太陽光パネルを搭載していることが多い。そうすると、日照があるときは良いのですが曇りや雪の天候だと発電しない。
ますます電力需給の不安定さに拍車をかけているわけです。
大阪も緊急事態宣言下に入るようなので、自宅でリモートとなれば今まで以上にエネルギーも、使うでしょうし。
・・・このままいくとエネルギー供給率、危ないですね。
住宅の気密、断熱、パッシブ設計がより強く求められる時代になってきました。
24時間暖房、加湿もしっかりして温熱環境でかなり快適にしている我が家の12月の光熱費は約1万円。もちろん太陽光の自家消費込みの金額です。
2万も3万も使う家ではなく、しかも建築費用も2割、3割減で建てられる。
家計のお財布にも、自然環境にも、社会的なエネルギー需給としても、「小」エネルギーな家づくりをしたいですね。
電力会社は「省エネ」の生活をしてくれとPRしていますが、我慢を伴う省エネではなく、もともと使うエネルギーを少なくする「小エネ」な家づくりが求められていますね。