住宅会社はどうやって選んだら良いの!?
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
これから家づくりをされる方にとって大きな問題。
どの住宅会社に建築を頼むか。
ホント重要ですよね。
どの住宅会社に依頼するかで、家の性能や価格がほとんど決まってしまいますからね。
とは言え、どの会社に頼んだら良いか分からないですし、住宅展示場に行っても営業マンは良いことしか言わない。
資料請求してもどこも似たようなことを書いている。
しかも価格が書いていない(^_^;)
ハウスメーカーの場合は、モデルハウスがあって営業マンがいるし、CMもあるので何となくのイメージはあるけど、工務店や設計事務所ってどこにあるの?
情報が少ないですよね。
住宅会社の調べ方や、判断基準について、ラクジュの本橋さんやパッシブ・ハウス・ジャパンの松尾先生が動画で紹介して下さっていたので、記事にしてみようと思います。
1.耐震等級3をとれるか。また、許容応力度計算をしてくれるか。
家の基本性能の一つ、耐震性。
地震大国の日本において地震に強いことは必須事項ですよね。
耐震性能にははっきり耐震等級という性能表示があるので、ここは素人の我々でも分かりやすい。
耐震等級3「相当」ではなく、きちんと住宅性能表示における認定を受けられる耐震等級3をとりましょう。
地震保険も半額ぐらいになりますからね。
また、できるならば本式の構造計算である許容応力度計算をしてもらいましょう。
基本的に2階建てや平屋の家では構造計算はしてくれていません。
これって悪い意味ですごくないですか。建築物なのに構造の計算がされていないんですよ。
3階建て以上の建物には義務付けられているのですが、階数に関係なく必要な部分ですよね。
簡易な「壁量計算」などを構造計算と呼んでいる営業マンがいるようですが、別物ですので気を付けて下さい。
許容応力度計算はA4数100ページ以上に及ぶ構造計算です。
ちなみに住宅性能表示の制度ができてから、耐震等級3の認定を受けた住宅が地震によって倒壊した例はいまだ0です。
耐震等級2の住宅は数年前の熊本地震で数棟、全壊しています。
2.C値が1.0以下。
これが一番、住宅会社を選別できるように思います。
数ある住宅会社を選ぶときに、たった一言だけで「ふるい」にかけられる魔法の言葉ですね。
「この会社では、C値1.0以下を保証できますか?」
たった一言で済みます。
出来ないといった住宅会社はその時点でアウト。
さすがに無いと思いたいですが、「C値って何ですか?」と言われたら、これも論外。
「C値なんてどうでもいいですよ。」と言われたら、その住宅会社はアナタの健康や資産、暮らしのことなんて1ミリも考えてくれないので、その場でサヨナラして下さい。
ここで大事なことの二つ目で、「C値1.0を達成できますか?」では弱いです。
「保証できますか?」という言葉が大事です。
保証もできない口約束では、達成できなくても反故にされたおしまいですからね。
できれば、これまでの実績も聞いておくと良いかと思います。
ともあれ、ハウスメーカーや工務店に資料請求するよりも、
「C値1.0以下を保証できますか?」
の一言だけ電話で聞けば、住宅会社を選別できるので便利な一言だとおもいます。
3.樹脂サッシの窓を標準で使っているか。
快適な暮らしに必須の樹脂サッシ窓。
ここでは詳しくは書きませんが、アルミを使った窓では冬寒く夏暑い家になります。
また、冬場に20℃以上、湿度50%の快適な環境にしようとすると結露を起こします。
樹脂サッシの窓を採用していない会社は、その時点でアウトです。
*メンテナンスを愛せる方は木製サッシでもOKです。
まずは、この3つを基準にすれば、最低限の性能を確保した家づくりができるはずです。
あとは家の価格や、耐久性のこと、デザイン、スタッフとの相性など、個別のケースで選んでいけば良いので選別しやすいですよね。
と、いうわけで簡単に住宅会社の良し悪しが分かる方法でした。
松尾先生や本橋さんが分かりやすく解説してくれている動画がありますので、こちらも参考にしてください。
【続編】ハウスメーカーに負けない!!よい地域工務店の探し方、よい地域工務店の基準とは?
この耐震性や、気密性、断熱性。
こうした家の基本となるところを一定程度できている住宅会社をピックアップして、価格面を確認。
あとはデザイン、担当者さんとの相性といった発展的なところで決められると良いと思います。私自身がもう一度、家づくりをするなら、この条件でふるいにかけていきます。