エコキュート? エネファーム?②
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
エコキュート or エネファーム ?
前回の記事を読まれていない方は、前回からをお勧めします。
さて、次に考慮に入れるのは、太陽光発電との関係です。
くろーばー家では、ZEH申請を出すこともあり、
太陽光発電が欠かせません。
太陽光発電による電力の売買には、全量買い取り制度と
余剰買取制度の2種類があります。
つまり、太陽光パネルで発電した電気を全部買い取ってもらう制度と、
自分の家で使って、残った電気を売る制度の2つです。
この2つでは、電気を売る単価が違ってきます。
2016年度の太陽光発電の売電単価は、1kwにつき、
全量買い取り制度・・24円(税抜き)
余剰買い取り制度・・31円(税抜き・制御なしの場合)
になります。
ちなみに、電力は売る側になるので、税込にすると、
消費税8%分は、施主側に収益が入ります。
で、この額を見ると余剰の方が良いように見えますが、
保証期間が違うので、長期で見ると、全量の方が収益としては増えます。
話を戻します。
ZEHでは余剰買取制度しか認められませんので、単価が1kw31円になります。
し・か・し。
エネファームを導入すると、どうなるか。
そう。大阪ガスのCMの通り。
「ダブル発電」
に、なるのです。
そうなると、どうなるのか。
ダブル発電になると、太陽光発電の売電価格が下がってしまうのです。
6円も!
「え? 6円? 安いやーん。」
と思ったアナタのために、計算してみましょう。
今年度の売電単価1kwあたり31円。
くろーばー家に導入する太陽光パネル5.4kw。
おおよそ1kwあたり、1年間で1000kw発電すると仮定。
余剰買取制度は、買取保証が10年間なので、10年で計算します。
31円×5.4kw×1000kw×10年
=167万4000円
これが、6円下がると、
25円×5.4kw×1000kw×10年
=135万
差額が、
167万4000円 ー 135万
=32万4000円
32万4000円!
これで、エコキュートとエネファームの差額が
また、開いてしまいました。
ここまでで、エコキュートが、
72万4000円
お得な計算になります。
さて、このままエコキュートを導入するべきでしょうか。
それとも、エネファームが盛り返してくれるのでしょうか。
ここから先は、最もややこしい光熱費の
シュミレーションをしていきたいと思います。
正直、調べたり、計算したりするのに、時間がかかるので、
また、光熱費シミュレーションは、おいおいに記事にしたいと思います。