住み始めて3年。高気密高断熱の家を振り返ってみた。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
今日は泉北ホームの施主・ころりんさんご家族が入居宅訪問にいらっしゃいました。
雨の中、お疲れさまでした。
3才の息子さんと来られたのですが、ほんとかわいい。
ウチのワガママ放題の息子が同じ歳なのですが、その違いに驚きます。育て方の違いなのでしょうね。
子育て反省中です^_^;
さて、C値0.29。Ua値0.39のG2グレード以上。
高気密・高断熱の我が家に住み始めて、2年9か月。もうすぐ3年が経とうとしています。
今までの住宅とはまったく異なり、非常に快適で、冷暖房費も安く、ありがたく住まわせてもらっています。
改めて、建てて頂いた泉北ホーム、担当者の皆様、そして、温熱のプロたち、先人の施主ブロガーさま方に感謝しています。
住み始めて季節も3周りしたということで、高気密・高断熱の家の暮らしや、我が家の設備・仕様について振り返りをしてみようと思います。
すべては無理ですが、ざっとまとめられればと思います。
個人的に気になっていた白色の外壁の汚れ方についてです。
やはり白色だけに汚れが目立つかなと心配していましたが、光セラの光触媒のおかげなのか、汚れはまったく気にならないです。
長く住まう住宅だけに外壁の見栄え、外観は気になりますよね。
白色でも問題ないので、これから外壁の色決めをされる方は安心されていいのではないかと思います。
ただ、窓サッシやシャッターの白色はホコリが付着しやすいので、これは1年に1度ぐらいお掃除をされる方がよいと思います。
窓サッシに起こりやすい「雨だれ」の筋状の汚れも見られません。
これは光セラの光触媒のおかげかもしれませんね。
ありがたいです。
次に玄関ドアについて。
我が家の設計で、大きな失敗をおかした一つです。
我が家は高断熱玄関ドアのイノベストを使用しています。
これは採用して良かったと感じています。
断熱性能も良く、オプションにはなりますが、ポケットキーも付けられます。
同じく断熱性能の高い木製のガデリウスなども良いのですが、ポケットキーがないので、使い勝手が少し落ちます。
その点、さすがYKK。
ポケットキーがついているので、この辺りはおススメの設備ですね。
ただ、失敗したのが、東向き玄関で、かつ、採光ガラスの広いタイプのイノベストを選んでしまったことですね。
今までも窓で日射遮蔽が大事とずっと書き続けてきましたが、玄関ドアでも同じです。
西側、東側の玄関の場合、太陽高度が低いので、夏でも日差しが入ってきます。
向かい側に建物などがあり、夏の朝日や夕日を遮蔽できれば良いのですが、そうでないなら、ガラス面はない、あるいは小さい玄関ドアにされることをおススメします。
土地や建物の条件が整うのであれば、玄関は北側が一番良いかもしれません。
西・東の場合は、採光ガラスがなくとも、ドアのノブに日射があたると結構、熱くなったりしますからね。
持ち手が熱くなりますし、ポケットキーなども内蔵されているので、あまり電子機器に熱は良い影響はないでしょうし。
ここは設計でミスってしまったところです。
反面教師でお願いします(^^)/
次は、土間収納。
これはつけて本当に良かったなと思います。
汚れもの関係を置いておける便利なスペースになりますね。
アウトドアグッズ、ベビーカー、園芸用品、カサ、清掃用品、子どもの遊具などなど。
こうしたものを置いておく良いスペースになります。
敷地の状況に応じて、室外に物置きを置くのもありだと思います。
UVコーティングの床。
これは本当に施工して良かったです。
延べ床31坪の我が家でほぼすべてのフローリング床に施工しました。
おかげで床はいまだにピカピカですし、掃除もめちゃくちゃ楽です。
子どもが鉛筆、色鉛筆、クレパス、油性マジック、どれで落書きしても簡単に消してしまえます。
また、子どもの食べこぼし、飲みこぼし、なども床材にくっつくことがないので、さっと一拭きできれいになります。
ホコリもクイックルワイパー一つできれいになるので、掃除機いらずになります。
グリップ力も増すので、転倒予防にもなります。
アルコールなどの薬品にも強いので、しっかりキレイにしたいときにも便利。
しかもワックスがけは一切不要!
無垢材で自然を感じたい、冬場の足のぬくもりを感じたい、という方には向きませんが、
家事を楽にしたいという方にはすごくおススメのコーティングになります。
ダウンライト照明。
これもまた家事を楽にした選択でした。
一般的なシーリングライトだと1年に1回か2回ほど、照明の傘を掃除されるかと思います。
ダウンライトはその手間が一切かからないので、これも時短で楽ですね。
設計時には我が家もシャンデリアのようなオシャレ照明を検討したこともあるのですが、ホコリがたまって掃除が大変ということを想像し、やめた経緯があります。
照明計画自体はリビングの一部が少し暗く感じるので、ここは反省ポイントです。
これには理由がありますが、詳しくはまた別記事でご紹介したいと思います。
照明の色温度にも関係があるところなので、照明選びでお悩みの方のためにも、また時間があれば記事を作成したいと思います。
暖房計画。
これは本当に大成功でした。
14畳エアコン1台で全館風空調が可能です。
真冬の1か月、24時間の全館風空調をして、1万2000円の光熱費で済むのはすごいです。高気密・高断熱の真骨頂ですね。
冷房計画。
これは難しいですね。
改良の余地ありです。
もともと、いろいろ考えた末に保険のために、居室ごとにエアコンを入れる構想でした。
現在、2階は主寝室にある6畳用エアコンのみなのですが、これだけで十分に2階は冷やされます。
ただ、主寝室にいるとエアコンが効きすぎますね。
1畳用のエアコンがあればよいなと思いますね(^_^;)
2階ホールに設置して、2階全体を冷房するほうが寒すぎず、室温も一定になりやすいので良いですね。
ただ、子どもがもう少し大きくなり、プライベート時間を居室で過ごすようになると、居室が冷やせなくなるので、難しい選択ですね。
暖房では寝る時間の間締め切っていても人体発熱もありますし、布団に入っているので問題ないのですが、夏の場合は人体発熱が不快側に働いてしまいます。
んー。
悩ましいですね。
現状はやっぱり、階間エアコンが一番の選択かな(*^^*)
湿度コントロール
我が家はビニールクロスで、合板ビニールシートのフローリングで、しかもUVコーティング。
珪藻土も漆喰も、エコカラットも、セルローズファイバーも、一切なしの調湿性ゼロの家です。
湿度コントロールとしてはとても弱い家なのですが、ここは設備に頼っていますね。
冬場は加湿器。
梅雨時期はエアコンの再熱除湿。
おかげで湿度は快適に、40~60%をキープすることができています。
再熱除湿は電気代が高いですけどね。
間取り。
子ども部屋を6畳にしているのですが、ちょっと広かったかなという印象。
4畳とか5畳ぐらいに抑えて、そのスペース分を2階ホールに振り分け、多目的な使い方にしても良かったなと。
勉強スペース、趣味スペース、物干し・たたむスペース。
サブリビングではないですが、多用途のスペースにできたかなと思います。
階段上がってからの開放感もアップしますしね。
子どもが巣立ってから、家の無駄なスペースを減らせるという効果も見込めるでしょうね。
電動シャッター
これは、一番といって良いほど重宝しています。
これ、毎日シャッターの開け閉めをしていたら、腰を痛めるんじゃないかと思うんですよね。
私はわりと高身長なので、膝や腰を痛めそうな動作はできるだけ控えたいなと思っているのですが、そういう意味でも電動シャッターにしてよかったなと。
窓を開け閉めしないで済むので、夏の蚊も入りませんし、熱い・寒い空気が家の中にも入ってきません。
プライバシー、日射遮蔽、防犯などにも役立つので、本当に万能です。
お金に余裕のある方なら、電動ブラインドシャッターが最強なんじゃないかと思っています。
ちょっと長くなってきましたね。
また機会があれば、我が家の振り返りをしてみたいと思います。
