天井高のメリハリ
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
くろーばーです。
コロナウィルスで大変な騒ぎになっていますね。
大阪市では幼稚園・小学校・中学校が2週間、閉鎖になりそうです。
これ、親御さんが大変ですよね。
出勤するのが難しくなる家庭も多いでしょうし、元気な子どもたちが2週間も家に缶詰め。
まあ、じっとしていないでしょうね。
保育園はどうするんでしょうね。
仕事と生活は一体なので、かなり大変なことになりそうですが。
どこまで警戒すべきものかが今ひとつピンと来ませんが、予防できるところは行い、感染拡大には努めたいですね。
さて、本題です。
家づくりを考えられる方で、お洒落なリビングにしたいなと考えられる方は多いと思います。私も憧れます。
ではお洒落なリビングとはどのようなものでしょうか。
お洒落なリビングと聞いて、思い浮かぶのはハウスメーカーのモデルハウス。
ほぼ間違いなく吹き抜けを採用されていて開放感のある家になっていると思います。
そこから天井高が高いほど開放感がありオシャレに見える、と考えられる方がいらっしゃいます。
間違いではないのですが、単純に天井高をあげるだけでは開放感は得られない、ということは押さえておくと良いと思います。
例えば、大手ハウスメーカーの住友林業。
愛称はスミリンと呼ばれています。
予算を投じて大きな家にして、大きな吹き抜けを作り、開放感のある間取りに・・・。
建てられたお家はまるでモデルハウス、という方もいらっしゃいます。
一方で、吹き抜けは作ったが今一つオシャレにならない。
(住友林業の施主さんの中では、「ショボリン」と呼称されることもありますね(^_^;)
住友林業に限らず、どの住宅メーカーでもあり得る話です。
天井高はメリハリをつけることが開放感を得る一つの手法になります。
例えば、キッチンは折り下げ天井にして、天井高を220cmにする。
ダイニングは通常の240cmにし、
リビングは吹き抜けで天井高が6m近く。
一方で、畳コーナーは小上がりにして、床から天井までの高さを200cmにする。
こんな天井高のメリハリがつくと、リビングでの開放感は一層増すことになります。
吹き抜けを設けなくても、リビングの床を下げて天井までの実質の高さを上げるという方法もあります。
これは泉北ホーム施主ブロガーのとうこちゃんさん・ぽちょこさん邸でも採用されている方法です。とても上手な設計だと思います。
開放感を得る手法はほかにもたくさんありますが、天井高を標準から変更される場合は、こうした手法も取り入れることで、より効果が高まるので知っておくと良いかと思います。
単純に天井高をハイスタッドにして、260cmや270cmにあげただけでは、空間の広がりを感じられないばかりか、なんとなく安っぽい感じを受けることもあります。
視線を遮るものを減らしたり、
家具や建具の横のラインをそろえたり、
床・壁・天井のクロスの色を調整したり、
いろいろな手法があるので、また時間のある時に記事にしたいと思います。
まずは、天井高はメリハリをつける、ということをおさえておきたいですね。
あと、天井高を上げるということは室内の容積が増えるので、冷暖房が効きづらくなること、照明計画をしっかり練る事、階段の高さが上がること、といった色々な要素もあるので、その辺りも対策しておくことを忘れずに。
以上、天井高のメリハリについて、でした。