窓の性能 ~半樹脂サッシ~
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
断熱、気密について考える、くろーばーです。
今日は、半樹脂サッシと呼ばれる窓サッシについて考えてみようと思います。
半樹脂サッシとは、
室外側がアルミサッシで、
室内側が樹脂サッシの
仕様になっている窓サッシです。
断熱の基本は開口部、つまり、玄関や窓サッシです。
なので、全樹脂のサッシ(室内も室外も樹脂)しか選択肢がないと考えていました。
で、以前の記事にも書かせて頂いた通り、APW 430が、330に比べて100万も高額になると見積もりが出ました。
これは、さすがに厳しいと思っていたところ、リクシルの半樹脂、サーモスx の熱貫流率を調べると、なんと、1.01もあるではありませんか!
こらは、サーモスxにせねばと考えました。
が、ここら辺が素人の限界ですね。
色々と住宅性能について、気になることが増えてモヤモヤしていたので、断熱気密のプロ中のプロに、意を決して連絡をとることにしました。
パッシブハウスジャパン(PHJ)の設計士の先生です。
個人名をブログで紹介させて頂くのは、許可を頂いてからにしようと思うのですが、
本当に素晴らしい見識の方です。
突然に連絡をとらせた頂いた上に、どこの馬の骨とも分からない自分に、
懇切丁寧に御指南頂きました。
お忙しいのに、本当にありがたかったです。
で、教えて頂いた中に半樹脂サッシの内容がありました。
半樹脂サッシは、サッシの真ん中部分が、アルミと樹脂の接触部分になっていて、結露の可能性が高い。
窓枠表面の結論以上にこの部分の結露は深刻な問題をはらんでいる。
結露部分が壁に伝わる、つまり、壁内結露の危険があるということ。
すでにリクシルにこの点について、指摘をされているということ。(ここも、本当にすごい方です。)
日本の半樹脂サッシは、すべて、このようになってしまうから、選択は論外ですと、断言されています。
プロ中のプロに、明快な答えを頂いたことで、家づくりの道しるべができ、本当に安心しました。