泉北ホームの気密施工
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
拙宅を建てていただいた大阪の中堅ハウスメーカーの泉北ホーム。
検討されている方も多いようなので今日は、その気密性能について記事にします。
泉北ホームの標準は、平均C値1.4という公式PRがあります。
これは、一般的な在来工法のお家に比べると圧倒的に高い気密性になります。
高気密かどうかと言われると・・・中気密?の高気密寄り??ぐらいの感覚です。
*高気密に定義がないので。
温熱環境的には、C値1.0以下が高気密というのが一般的な認識だと思います。
温熱のプロであるパッシブハウスジャパンの設計士・神崎先生によれば、計画換気の実効性を考えると、0.7以下を基本とする考え方もあります。
また、工務店が高気密・高断熱に特化しているかどうかを、C値1.0級とC値0.5以下で選別される方もいらっしゃいます。
細かいところは置くとして、大雑把に(そして、覚えやすい)C値1.0以下が、一つの目安になるでしょう。
泉北ホームでは、気密性や断熱性に特化した「+サーモ」という仕様があります。
標準仕様が、
C値・・1.4前後(一邸ごとに異なる)
窓・・APW330(アルミスペーサー)またはサーモスX
床断熱・・モコフォーム90mm
壁断熱・・フォームライトSL80mm
屋根断熱・・フォームライトSL140mm
に対して、
+サーモ仕様が、
C値・・0.5~0.7(保証値は1.0)
窓・・APW330(樹脂スペーサー)またはサーモスX
床断熱・・フェノバボード90mm
壁断熱・・フォームライトSL140mm
屋根断熱・・フォームライト210mm180mm
2018年の4月に建築価格の改訂があったのですが、断熱仕様の改訂も行われたようです。
屋根断熱が、
通常仕様(プレミアムのみ?)80mm⇒140mm、
+サーモ仕様 180mm⇒210mm
の厚みになったようです。
*訂正
+サーモ仕様の屋根断熱は180mmのまま変更なしとコメント頂きました。
通常仕様は厚みが増したのに+サーモ仕様はそのままなのですね(^_^;)
中でも注目すべきは、+サーモ仕様の平均C値です。なんと、平均で0.5~0.7までC値が良くなっています。
これは高性能をスローガンにしている大手ハウスメーカーの一条工務店と同レベルの気密性です。
一条工務店の場合は、平均C値が0.59。
一邸ごとの気密測定においてC値0.7以上の場合、再施工し再測定をするという現場監督のマニュアルになっているそうです。
性能に特化したハウスメーカー・一条工務店の気密レベルまで泉北ホームが成長してくれて施主としてホントに嬉しい限りです(^J^)
建築費用としてはローコスト寄りの泉北ホームが、手間暇かかる気密施工をここまで丁寧にしてくれるようになったなんて・・・大工さん、職人さん、現場監督さんの努力の賜物だと思います。
施主としてもブログを書き続けてきた甲斐もあるというものです\(^o^)/
ブログを通じて、+サーモ仕様で建築されている施主の皆様からC値を教えて頂きました。
どたごんさん
C値0.32
SOCOさん
C値0.51
じゃじゃまるさん
C値0.39
どれも素晴らしい気密性能です(^0_0^)
今まで泉北ホームは気密・断熱に特化した住宅会社ではないとブログで紹介してきましたが、そこに近いレベルになってきていますよね。ステキです。
断熱仕様が、
窓・・APW330(樹脂スペーサー)
床断熱・・フェノバボード90mm
壁断熱・・フォームライトSL140mm
屋根断熱・・フォームライト210mm180mm
なので、高気密・高断熱住宅と呼べる住宅です。heat20のG2グレードか、それに近い断熱性能ですね。
そういえば泉北ホームが、高性能樹脂窓「APW」を大阪で最も販売した住宅会社ということで、YKKから表彰を受けられたようですね。
施主として誇れる住宅会社になってきました。
*泉北ホームから宣伝費用はもらっていませんよ(*^_^*) いつでもお待ちしていますが(^o^)/