床の快適性
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
ブログのアクセス数が2月だけで5万件を越えました。
やはり、最強寒波の影響もあり、断熱・気密に関心が高まっているのでしょうか。
これから家づくりをされる方は、断熱・気密・日射取得と日射遮蔽そして耐久性(メンテナンス)まで考えた家づくりを強くオススメします。
さて、本題。
我が家で悩んだポイントの一つに床の快適性があります。
我が家のフローリングは大建のシートフローリング「ハピア」です。シートフローリングなので、無垢材ほどのぬくもりは感じません。
さらに、我が家ではエコプロコートさんによるUVコーティングを施工しています。
UVコーティングは防汚性のほか、効果の持続性も高い、高価なコーティング方式になります。
一方で触った感じがペタッと少し冷たい質感になります。
同じ室温でもタオルを触った感じと、金属を触った時ではヒヤッと感が違いますよね。アレと同じです。
床材なので金属のような冷たさではないですが、やはり無垢材と比べると触れたときの暖かさが違います。
泉北ホームのプレミアム仕様で標準の床材「エクオスミラー」(大建)が、UVコーティングと触った感じが似ています。
鏡面タイプの床材ですね。
足元が暖かい方が快適なのは、体感的にお分かり頂けると思います。
我が家でもUVコーティングを採用するかどうかは非常に迷いました。選択肢としては、
①無垢材+毎年ワックスをかける
=暖かいが手間がかかる。将来的に無垢材の交換の必要性あり。
②フローリング+UVコーティング
=①より冷たい。手間が少ない。将来的な床材の交換なし。
さて、床材をどうするか・・さんざん迷ったのですが、最終的には、②のフローリング+UVコーティングを選択しました。
快適性を少し犠牲にしつつ、メンテの手間ひまを抑えることにしたわけです。
その結果、床の快適性としては。
先日、ご紹介した通りに24時間エアコンの効果もあり、20℃をキープしています。
ただ、温度よりはヒヤッとした体感です。
温熱環境の第一人者のお一人、兵庫県の設計士・松尾先生の著書によると、床の快適温度は26℃とのこと。
私と妻はスリッパを履いて生活しています。
子どもはというと、
すぐに靴下を脱ぎたがります(*^_^*)
ちなみに上の写真は我が家でいちばん大きい掃き出し窓の近く、エアコンのない和室での写真です(^O^)
*窓1枚はさんで外気温は3℃です。
我が家ではメンテ重視ですが、快適性を重視される方なら、無垢材+ワックスの方がおススメです。
我が家では、エアコンを23℃設定で靴下で、25℃以上で裸足でいられる床の暖かさです。
しかし、今度は30%程度まで湿度が落ちてしまいます。そうすると今度は加湿器の給水、掃除などの手間がかかります。
(というか、それぐらいしろと叱られそうですね(^_^;)
それなら、靴下・スリッパを履いて21℃設定の方がラクなんですよね。
(ものぐさ夫婦です(*^_^*)
エアコン21℃設定だと湿度40%をキープしています。
だいたい40%が分かれ目で、湿度が30%台に入ると乾燥を感じます。
なので我が家では絶妙なんですよね。21℃設定って(^O^)
将来的に、観葉植物を置いたり、水槽を設置したりすれば、加湿効果があるので温度設定をあげるかもしれません。
そうなれば、室温、湿度、床の表面温度、裸足の生活・・いろんな意味で快適なお家になりそうです。
温度、湿度、さわり心地。住まい手の手間ひま。
いろいろな要素があって、研究要素がありますね。
答えは住まい手によって変わりますが、お家づくり、住宅性能って面白いです。
床の快適性は少し落ちてしまいましたが、代わりに得たメンテナンス性は非常に良いです。
水をこぼそうが、しょう油をこぼそうが、完全にはじいてくれます。洗剤などの薬品にも強いので耐久性が高いです。
通常の掃除はクイックルワイパーのみで十分です。水拭きをしてやるとピカピカになります。
薬品にも強いので、アルコールスプレーで拭き掃除すると輝きが戻ります。
ワックスを塗る必要もなく、床材が痛むこともないので、30年メンテナンスなしでいけるでしょう。
快適性とメンテナンス性。好みで選んでみて下さい。
こういう意味では一条工務店の全館床暖房や、床下エアコンを採用できるお家では、UVコーティングと相性が良いかもしれませんね。