冬の乾燥対策【高気密・高断熱】
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
30代サラリーマンの、くろーばーです。
皆様、バレンタインデーにはどのような思い出がありますか?
ちなみに、くろーばー自身にはトラウマになるような事件(エピソード?)が、2つもあります(^_^;)
それは、また機会があればお話しさせて頂くとして・・。
今回は「乾燥対策」について書いていきます。
すでに世間一般に広まりつつある「高気密・高断熱」という言葉。
快適なお家には欠かせない要素ですね。
さて、高気密・高断熱のお家は快適ですが、注意することもあります。
それが冬の「乾燥」です。
高気密・高断熱な住宅は、一般的なお家に比べて冬場の室温が高くなります。
温度としては快適です。
一方で、外気温と比べて室内気温が上がるため相対湿度が下がってしまいます。
外気温や室内の温度によりますが、一条工務店のように全館暖房しているお家だと湿度が20%ほどまで落ちることがあるようです。
風邪・インフルエンザ対策としては、湿度が50~60%が適湿と言われています。湿度20%では快適とは言えません。
一条工務店の家に限らず、高気密・高断熱住宅では冬の乾燥対策が必須となります。
さて、その方法ですが、どのように加湿を行えば良いでしょうか。
一条工務店では最近、24時間換気にダイキンのデシカントシステムを採用して、加湿性能を持たせるようにしています。
(これだけでは加湿は足りないと思われますが、足しにはなるでしょう。)
固定の住宅設備で言うなら、ダイキン社の「うるさら」のように調湿機能のあるエアコンを用いるのも良いかと思います。
これも単体では加湿する量が足りませんが、加湿の手段の一つとして用いることが出来ます。
次は生活上の工夫です。
家族全員がお風呂に入ったあと、浴室のドアを開放しておくという方法です。
これでお風呂のお湯によって加湿されます。
湿気は分散していきやすいので浴室や隣接の脱衣室だけに留まらず加湿することができます。
また、観葉植物を置くのも方法です。植物の蒸散によって加湿できます。
他にも熱帯魚などの鑑賞に興味のある方なら、水槽を置くのも方法ですね。
メンテナンスの手間がありますが、常に水をはっているため加湿能力は高い気がします。
洗濯物を室内干しするのも加湿する手段の一つ。
風邪やインフルエンザが流行する、この季節。
良い湿度をキープしたいものです。
我が家ではエアコン1台を21℃設定で全館暖房風に運用し、室内温度は21℃前後になっています。
普段の室内湿度は40%台前半です。
乾燥対策としては、室内干しと浴室の開放を行っています。
洗濯物の干し始めで、5%ほど湿度が上がります。
家族全員が入浴を終えると浴室ドアを開けっ放しにします。
浴槽の水温が高い間(4時間程度)は、これも5~8%ほど湿度が上昇します。
調理時にも湿度は上がりますが、料理の種類によってかなり変わりますね。
鍋料理の時には5%以上あがりますし、フライパンで焼くだけの時はほとんど変わらないこともあります。
なので、
調理時
お風呂あがりの夜
洗濯を干す早朝
の時間帯が、40%後半の湿度になり、それ以外の時間帯が40%前半の湿度という状況です。
適湿である50~60%の湿度には、いま一歩届きませんね。
ただ、湿度40%さえ確保しておくと、喉を痛めるほどの乾燥ではないというのが実感です。
室内温度でどのぐらいが快適か、いろいろ試してみたことがあり、その中で25℃ぐらいまで室内気温を高めたことがあります。
そうすると、湿度が約30%以下にまで下降しました。
30%台前半になると家の中に入った瞬間、湿度計を見るまでもなく空気が乾燥していることを肌で感じることができます。
おそらく、そのままの湿度でいれば喉が痛くなったり、目が乾燥したりと、身体に不調が出てくるでしょう。
現在のところ、
室温21℃。
湿度40%。
という環境なので、まずまず快適に過ごしています。
いま考えると、室温と湿度がちょうど良いバランスだったのかもしれません。
温度の快適性から言えば、もう1~2℃上げて、薄手のシャツに裸足で過ごすのも良いかもしません。
しかし、それでは湿度が30%台前半まで下がってしまい、加湿器が必要になってきます。
加湿器を
購入するお金
置くスペース
維持する電気代
給水の手間
メンテナンスの手間
・
・
などなど、面倒なことが増えてしまいます。
それなら、いまの室温で加湿器なしの生活の方が楽で快適かな、というのがズボラのくろーばー夫婦の考えです(*^_^*)
現在のところ我が家では加湿器の導入は予定していませんが、また機会を作って加湿器については記事にしたいと考えています。